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創作スタイルって、プロッターとパンツァーにわかれるんやて

物語の展開とか起承転結を先に決めてその通りに書くプロッターと、
何も決めずに、あるいは簡単なメモくらいで物語を作りながら書くパンツァー。

わたしは割とはっきり、後者です。

書きながら全体を整えて、なんか上手いことまとまるのを見てる感じでしょうか。

一応、こういう話にしよう、とか考えて、
こういう終わらせ方をしよう、くらいはまとめておくんですが、
その通りにならないこともしょっちゅうあります。


で、
わたしの長編シリーズ読んでくださってる方はわかるかも知れませんが、

基本的にわたしの物語は、細かい章でわけて各話で完結させながら書いてます。

【血塗れ修道女は刑を執行する】とか【ナメアイ】なんかは、数話でまとまった章ごとに区切って書いてますし、

また【このは姫】や【雨上がりは澄んだ青空】なんかは一話完結の形で進行させてます。


何が言いたいかと言うと、
要は話が進まない言い訳なんですけども。


今作【真夏の仮面舞踏会】は、割と一本道で書き進めてる為に、息継ぎポイントが無い。

だからある程度、きちっとプロットを立ててから書き始めたんですが、
それがズレていくと、修正が困難なんだと言うことです。

アレなんですよ。
書いてて途中でプロットからはずれていっても、そこで戻せばいいのに
「あ、この流れ面白い」
とかいって、そのまま突き進もうとするんです、このひと。

結果、雪崩が起こって、プロットが行方不明になって、あれ今ここどこだ?とかなってるんです。

どうしようもなくなったら、その分岐点から書き直すんですけど。

そんな感じで、進まない進まない。

正確には、進んでるけど、死に戻りしてる状態でしょうか。


見てみたら、
過去30日の執筆文字数が111255文字。

【真夏の仮面舞踏会】書き始めたのが7月28日。

7/22〜7/27までの文字数が5000文字弱。

間に【見たものを見たまま】で少し書いてますが、総文字数にしても1000文字も行かないでしょうか。

つまり10万文字以上は今作に費やしているわけですが。
現在の【真夏の仮面舞踏会】の文字数が58824文字。

書いた文字数の六割弱しか生き残っていないという。

このパフォーマンスの悪さよ……。


ある意味、これホラーですよ。

文字泥棒がどこかにおるんやでぇ(´・ω・`)

それとも時間泥棒かしら。

モモじゃねぇんだわ!

改めて振り返ってみて、己を知るお話でした。

長々とお読み頂きありがとうございました。


では執筆に戻ります(o・・o)/


いつも応援をくださる皆様、本当にありがとうございます!



本日の更新分↓↓↓

【真夏の仮面舞踏会】12話
https://kakuyomu.jp/works/16818792437467008569/episodes/16818792438931884109

5件のコメント

  • ちょうどプロットとはの思考して、書きながら進められる人不思議ですごいなあと思ってたのでなるほどと新鮮でした……
    なんとなくパンツァー型の方は、各分量やスピードが速い印象だったり(勝手なイメージ)

    というわけで私はゴリゴリのプロッターです、笑
  • 雷師ヒロ様、

    逆にわたしなどからすると、きちんとプロットを書いてその通りに進められる人がすごいなあ、なんて思うんですけどね。

    わたしなど、がんばってまずはプロットを立てようと思っても、
    書き始めたら、プロットはあらすじになり、キャラのセリフが増え、気付いたら一話出来上がったわ、なんて事がよく起こるんです。

    そういう時は、プロットを立てるとは何だったのか……としばし考え込みます(笑)

    わたしのイメージだと、
    パンツァーはハマるとゴリゴリ書けるけどそうでない時は全然書けない、
    プロッターはコツコツと毎日同じペースで書き続けられてる感じですね。

    まあ勿論そんなものは理想論で、現実はみんな、
    書けない時は書けない!
    とかって悩むもんなんでしょうけど!(笑)
  • "ある意味、これホラーですよ"からの怒涛のツッコミに笑いました⋯⋯(笑)

    パンツァー。はじめて知りました。
    プロッターより物語を旅する方のように感じます。色んな景色を見れそう⋯⋯(。・・。)

    執筆唐灯はプロッターなのですが、リアル唐灯の行動スタイルは割と地図なしでどこまでも行きます(笑)
    納得できるまで、詰めて詰めて詰めて──にしないと、私めは次に進めず書けないでございます⋯⋯
  • 溜まったものを吐き出して、スッキリして気持ちを切り替えて執筆に戻る。

    考えを整理する為の素晴らしい技ですね。

    見習います。
  • >唐灯 一翠様、

    ホント、書いた文字はどこへ消えていったんでしょうね。
    その嘆きを三行に詰め込んでみました。

    物語を旅する……
    ああでも近いかもしれません。
    物語登場人物が目にしたもの、感じたもの、を一緒になって感じながら、それを文章に落とし込んでる、そんな書き方をしてる気がします。
    あそこに行こう、と決めていても、彼らが違う方向に行きたいと言い出したら、一緒に立ち止まって考えてルート選択し直すんです。

    逆にお仕事中のウサギは、割ときっちりスケジューリングして動く人間です(笑)


    > やまのでん ようふひと様、

    そんなに高尚なことを考えていた訳では無いのですが(•ᴗ•; )

    道に迷ったら、辿ってきた道を振り返り分析する。その方が、やみくもに先に進むよりは不安が少ないかな、とは思ってます。
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