先日、ヴァイマリアード・ハイラガードのPV数が500を超え、♡も100を超えました。皆様、ありがとうございます。
小話というか、裏話を一つ。
ヴァイマリはジャンルが謎です。一応現代ファンタジーを謳っていますが、流行りのダンジョンや配信者は出てこないし、どちらかというと現代ドラマかもしれません。でも、お仕事系じゃないし、舞台設定は22世紀です。じゃあ一番近いジャンルは?って話になりますが、個人的にヒューマンドラマだと思っています。(カクヨム運営さん、実装してくれ!)キャラ文芸の線もアリだけど、なんとなく、キャラ文芸は空想お仕事ものか、ライトミステリのニ強な気がします。
なんでこんな、ネット小説にふさわしくないジャンル未定な群像劇もどきが出来たか。
答えは簡単です。どこかで書いたかもしれませんが、これ、元々舞台脚本だったんです。
脚本時はもっとわけわかんない、難解な造語が飛び出していました。(エリオシェード・ソネミヤーデとか、オーライドル・アドラ―ツェとか)。話も今みたいに対立構図がはっきりとしていなくて、欝々としていました。アドラとシエルの関係も、義兄妹じゃなくて、もっとどろどろしてます。それを小説化するにあたって、シナリオも爽やかにしてエンタメ色強くしようと思って書いたらこうなりました。
でも、ちゃんと演劇色も残っています。自分で言うのも何ですが、他の小説と比べて声に出して楽しい日本語が多くないですか? タイトルの「ヴァイマリアード・ハイラガード」とか、劇中劇の「細胞膜から脳下垂体前葉まで、あなたの全てを理解(わか)りたいの」とか、結構お気に入りです。言ってみると楽しい(*'▽')
こういう(ネット小説にしては)クセが強い形式の作品ですので、あまり宣伝をしてりません。10万字を超えていますが、カクヨムコンにも参加いたしません。ファンタジーにもラブコメにも青春ものにも鬱な話にも、とにかく今まで読んできたものに飽きたらおいで。刺さったらそれなりに面白い物を提供するから……的なスタンスで運営しております。
なので、正直PVが500を超えるとは思いませんでした。改めまして、ありがとうございます。記念すべき日として、ヴァイマリの主人公兼ヒロインのシエルを置いておきます。(※いつもの如くAIを使い、手の素材をお借りしてます。でもこのAI問題、解決しそうです。それについてはまた後日)