• 異世界ファンタジー

誤解

どんな人でも何かしら癖がある。スマホはズボンの右ポケットで煙草は左ポケットだとか、靴を履く時はどっちの足からだとか、誰かに何か言われた時に必ず「あ、」から始まるだとか、白紙に書く文字が右肩上がりな書き方になるだとか。

そういう癖の中でも、多分俺の書き方はギャグシーンの癖が強過ぎるんだと思う。
現実的に考えて仲の良い奴と過ごしている時は大体こんな感じになると思う。平々凡々で有り続けるなんて事は無くて、散々馬鹿笑いしたりした数分後にはしょーもない事でシリアスな喧嘩をしてしまっていたり、とか。
一生シリアスな物語は有り得ないし、一生ギャグ一辺倒な物語は有り得ない。日常系の作品の中にも、ちゃんと「日常の中でのシリアス」がしっかりと存在する。
そういうリアリティを表現する際の癖が強過ぎて、読者を選んでしまっているのが強いんだと思う。

1-1は栄えある第1話だからこその気楽なノリで書いた。お陰で読みやすいだろうし、人によっては馬鹿笑い出来る内容になっていると思う。当然「クソつまんねえ死ね」って事もあるはず。
だけど俺が伝えたい作品のテーマとギャグは対になるような位置にあるんだと思う。水と油、それを上手く乳化させる為の卵黄をどうやって得るかが今後のキモ。

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する