第61話で、微小国家ミクロネーションについて言及しました。
ずっと書きたかったネタのひとつで、やっと登場させることができました。作品の中には、実在する国家と創作上のものとが、混在しています。
本当にあるミクロネーションを、以下に列記してみましょう。ご興味のある方は調べてみてください。
フィレッティーノ公国
ロマノフ帝国
ムラワリ共和国
イディンズ部族国家
リベルランド
エンクラヴァ王国
アスガルディア宇宙帝国(実在しますよ)
ネイション・オブ・ハワイ
ラコタ国
チェロキーネーション
イロコイ連邦
フランドレンシス大公国
ヌートピア
作中のアクアニア公国というのは創作ですが、モデルとなったシーランド公国は実在します。
北米先住民族連邦
アロハ・ポノ共和国
も私の創作です。
Micronation INterNational Alliance、『ミクロネーション国家連携』という組織も、実際にはありません。
その昔、井上ひさしの小説のタイトルにもなった「吉里吉里国」も、ミクロネーションの一種と言えるかもしれません。ただし、小説からインスパイアされて日本の東北地方に建国された実在の吉里吉里の方は、村おこしや観光の側面が強く、別物と考えるべきでしょう。