文豪トルストイの代表作に「戦争と平和」という作品があります。フランス皇帝ナポレオンが欧州社会を席巻し、その魔の手をロマノフ朝ロシアへと伸ばし始めた1805〜1812年を舞台とした歴史小説です。
勿論、単なる歴史小説ではありません。ナポレオン戦争を通して人間、引いては歴史とは一体何なのかと読者に問いかけてくる哲学的な側面を強く持っております。
とか何とか言っておりますが私、恥ずかしながら1956年公開の映画「戦争と平和」を偶然テレビで観るまでトルストイの名を知ってはいましたが、作品そのものは全く目を通しておりませんでした(トルストイのファンに殺されるぞ)。
更に恥ずかしながら私、専ら戦闘シーンに目が行ってしまう奴でして、人間模様を描いたドラマパートをほぼ忘れているのでした(駄目じゃん)。皇帝ナポレオンが常時強者のオーラを出していることと、オードリー・ヘップバーンがヒロインのナターシャ役で出ているのは覚えているのですが……
戦闘シーンがこちら。7:47辺りからはもう圧巻の一言で御座います。
↓
https://youtu.be/tEY2DsigZ6s?si=mmn-IUrRGkp4D2Y2いやだって、公開されたの1956年ですよ? CGもまだない時代に、これだけの人員揃えて戦闘シーンを撮るって日本にはとても真似出来ません(いやまぁ、敦煌とかかなりの人数動員してましたけどあれは中国との合作映画ですし)_(:3」 ∠ )_
あとやっぱり、実際にナポレオンの頃のフランス騎兵は強かったらしいですね(この頃火砲が主流になって、騎兵自体がもう既に時代遅れの筈なのに)。映画でこの迫力なので、実際に目の当たりにしたら言葉を失ってしまうでしょう(´・ω・`)
騎兵の突撃シーンとか描きたい方は参考にしてみるのもいいかも知れません(っ´ω`c)マッ...