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ゲロムスの遺児解説コーナー其の二 ゲロムスの遺児世界の大陸事情

 以前、というか新版だった頃ですね、確か。分からない人向けに言いますとゲロムスの遺児って旧版、新版、改訂版の3つあって、旧版の内容を大幅に変えたのが新版、新版をブラッシュアップしたのが改訂版って感じです。
 その新版の頃なんですけど、記憶が正しければゲロムスの遺児世界の大陸事情が分かりづらいような反応を頂いたんです。もしかしたら国や街が分かりづらいだったかもしれませんが。

 で、そういえば大陸や地方って名前を出すことはあれど細かいところまでは触れてこなかったんですよ。
 そんな訳でゴーノクルとそれが擁する地方のクッソ雑な地図を作成しました。

 あの世界にはめっちゃでっかい大陸がありまして、その内の開拓済みの部分がゴーノクルと呼ばれています。
 ゴーノクルには7つの地方が存在し、それぞれ「ペリーエングシャ」、「バイドーグシャ」、「ブライグシャ」、「ヴァザン」、「ユール」、「モダール」、「ラードグシャ」という名前です。

 ちなみに「グシャ」って名前に付いている地方と付いていない地方があるんですけど、その違いは「元からゲロムスの魔術師の支配領域だったか、侵略して支配領域にしたか」です。
 ヴァザン、ユール、モダールは元々北方の戦の民の支配領域で、魔術師がモダールから北上する形で侵略していき、最終的には戦の民を滅ぼして3つの地方を支配下に置きました。

 ゴーノクルの東には未開拓の大地、未開領域が存在しています。
 何故未開領域かと言いますと、元々未開領域は東方の賢者の支配領域だったんです。ですけど、終わりの者に滅ぼされた後は毒性の大気が満ちるわ、なんかやべぇバケモンが蔓延るわで人の住める環境では無くなってしまったんです。
 それもあって、新ダプナル帝国も手を出すことができずに未開拓のままとなっています。彼らも開拓したいと思ってはいるんですけどね……

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