• 異世界ファンタジー

ギフトを頂戴しました。こんな私がいただいてよろしいのでしょうか。

ちなみに使い方はいまだに判明しておりません。ただ人様からお金をまきあげているという自覚だけは強く存在します。すごい時代になったものだなと。時代と言えばタイトルとは全く関係ないのですが私が先日脱糞したのも時代の流れ、ねじ曲がった時のうねりの影響なのでしょうか。
事の発端は風呂掃除。暴力シャワーヘッドを購入してからというものすっかりお風呂周りの掃除や設備投資にハマってしまった私はその日もせっせと風呂掃除をしておりました。途中、実家からヤクルトの八本パックの差し入れを貰い「○○さんは一日でこれ全部飲んでも足りないんだって」という不要な情報をゲット。暗に「お前みたいヒョロガキじゃ二本が限界だろうけどな」と言われているような気がした私は即日八本のヤクルトを飲み干して男の威を見せつけました。それはさておき風呂掃除。塩素系の洗剤ハイターの原液と刷毛を使用し風呂中のありとあらゆカビをおとして回る。さっと塗るだけでカビが消滅していく快感は何事にも代えがたく、鼻腔を刺激する塩素の香りは小学生時代のプールの授業を思い起こさせます。ノスタルジックな気分で掃除をしていると異変が起こります。それは異常なまでの鼻の痛みです。小さな浴室で塩素系洗剤の原液をぶん撒いていればそれはそうなろうというもの。定期的に外に出ては新鮮な空気を肺一杯にとりこんで再び風呂場掃除に挑むその姿はまるで危険作業に従事する英雄のよう――などと意味不明なシミュレーションをして悦に浸っていたのが間違いだった。
鼻の感覚がなくなりそろそろ潮時かと撤退の二文字が脳裏をよぎった次の瞬間、激痛の二文字が肛門をよぎる。
唐突な激痛の正体がわからず混乱する。何者、虫に刺されたか、いや違う、猛烈な便意だ、前兆はない、腹痛はなかった、ではなぜ、ヤクルト八本――めまぐるしく移行する思考の流れ。その間にもトイレに向かうためゴム手袋を外そうとしていた。だが塩素系の薬品をしこたま吸い込んで私の意識は若干朦朧としており、ゴム手袋をはずことができない。パンツを脱ぐためにはゴム手袋を外してからではないといけない。折り悪くお気に入りのパンツを穿いていたため塩素剤まみれのゴム手袋でお気に入りのパンツを汚したくはなかったのだ。そのままトイレに行くという選択肢もあったのだろうが、その時の私には思い浮かびもしない。

そしてその時がやってくる――「いやっ! いやっ! ひゃぁああああああああ!」

続きは次の近況報告で。

続け

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