さやおです。東京は寒いですね。
今夜は冷たい雨が降っています。まさに「Stone Cold Rain」です。
「水しか描けない Rewrite Ver. 2020」を公開しましたが、いかがでしたか?
🐬水しか描けない Rewrite Ver. 2020
https://kakuyomu.jp/works/1177354054893692626/episodes/1177354054893692673残すところあと1話(明日1月29日正午公開予定)となりましたが、最後まで楽しみにしててくださいね。
この作品は「幻影66号線」という本で発表したものを、カクヨムWeb小説短編賞2019へ応募するために文字数を調整し、表現の一部を改変しました。
「幻影66号線」の詳細は、前回の近況ノート「「バルーン彼氏」を公開しました」(
https://kakuyomu.jp/users/Lily_Ripple3373/news/1177354054893728648)を参考にしてください。
後ほど「水しか描けない」の初版バージョンも公開します。(現在非公開)
読み比べてみると、どこをどう変えたか分かると思います。
ストーリーの大まかな流れは変えてません。
まぁ、内容はね……今読むと色々、思うところはあるけど(笑)
あえてそのままにしております。
ちなみに、藤野さんにはモデルとなった方がいます。
そのうちの1人が、私の大好きなバンドのボーカルです。
ヒントはBから始まる日本のバンド。
「天体観測」本当にいい曲だな。
でもやっぱ「ギルド」かな。
「ロストマン」も捨て難い。
☆ ★ ☆
皆さんは「コルドロン」というアニメーション映画をご存知ですか?
ディズニーが手がけた映画なのにクソつまんないという評価が定説になっている作品です。
劇場公開当初は制作費の半分くらいにしか興行収入が届かず、そのせいか世間の知名度も地の底で、ディズニー的にも忘れたい過去らしいです。
私といえば、一昨日にその存在を知ったばかりなのに、どんだけダメなのか気になり過ぎて食事も喉を通らないほど。
絵だけならぱっと見は王道のディズニー!って感じで良さそうなのに、何がいけないのだろうか……。
ストーリーを乱暴にいうと、勇者が悪の魔王退治に冒険の旅に出る王道のハイファンタジー。
魔法の剣を操る勇者、魔法使いでもあるお姫様、異能を持つ仲間、人語を解する不思議な動物、謎の妖精、そして魔王とその手下たち。
これだけ見れば「指輪物語」みたいに読者が大好きな要素たくさんありそうなのになぁ。ロイド・アリグザンダー原作の「プリデイン物語」をカクヨムで連載したらきっと人気が出そう。
天下のディズニーにつまらない作品があることに、まず驚き。
一説によれば、制作期間中に経営陣がガラッと変わり、現場のアニメーターにあれこれ口出しした結果、話のつじつまが合わなくなるほど混沌とした作品になったらしい。
不運な背景を抱えた気の毒な作品なのです。
経緯を知ってますます見てみたい思いが募る。
「コルドロン」見たさにディズニーデラックス(のちにDisney +へと名称変更)に登録しようか迷ってるくらい。わはは。
「プリデイン物語」はウェールズの伝承物語「マビノギオン」がベースになっているそうで、その誕生は1000年近く前なのではないかといわれています。
思えば、それくらい昔からファンタジーはたくさんの人に愛されているんですね。
ハイファンタジー、ローファンタジーという言葉も初めて知った。しみじみ。
「コルドロン」 Disney +
https://www.disneyplus.com/ja-jp/movies/the-black-cauldron/58hUfxGKzVno