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律令


 今回の近況ノートは、3つのstepに分けて説明することとします。



 目次
   1:これから紡がれる、機械巨神のおとぎ噺。
               ――これからの予定について。

   2:おとぎ噺の舞台裏、平茸の生える森
               ――裏話や執筆環境について。

   3:肉欲の果てに(おまけ)
               ――奥深くから、生まれる。





   1:これから紡がれる、機械巨神のおとぎ噺。

 選ばれし古の三作品を紹介し終わった平茸は、次なる獲物を探しています。
 三作品は誰もが認める人気作品として、最初に取り上げる事となりましたが――これからは、カクヨムに存在するロボ作品全てが摂食対象です。ずっと前に完結したとか、短編であるとか基本関係ありません。
 ロボ作品の全てを等しく愛しています――その作品に魂が詰まり、燃えている限りは。
 無論、記事分量や取り上げる内容は、その作品によっても変わる事が予想されます。
 スタンスは前と特に変わるところはありません。更に言えば、リクエスト等も受け付ける事は出来ません。
 平茸は所詮菌類なので、何処に生えて胞子を出すか分からないのです。
 ただただ好適な環境に菌糸を生やし根付き、ロボで励起する。それが月夜平茸なのです。
 ところで、作品フォロー機能……これから何に使うかといえば、ズバリは餌の貯蔵庫ですね。
 この中から優先的に拾って食べて、レビューを吐き出す機能が備わっているのです。
 三作品をレビューし、やはりもっと溜め込んでおくべきだという結論に至った結果、フォローをする作業を再開しよう、と決意した次第です。
 それでもたまにふらりと検索に出かけ、思いがけぬものを拾ってくる事もあると思います。
 つまり、フォローはあくまでも、目安でしか無い、って感じです。
 しかし十二月以降の平茸は、これまでより遥かに雑食となるでしょう。
 
 だが、忘れないでいて欲しい。平茸は、読んだ人が中身の作品を読みたくなるような紹介記事を目指している事を。これは絶対にブレることの無い、業のようなものなのだと。
 文体とか文法は、面白さや迫力の前にはひれ伏す存在でしかないのです。
 気が狂って果てるほどのロボなら、平茸は本能的に寄っていく。

 まとめ……寒い冬に、平茸は魂の込められたロボを蓄えようとしている。





   2:おとぎ噺の舞台裏、平茸の生える森

 平茸は基本的に一人寂しく執筆しています。カクヨムの機能を使用せず、ルビ対応の縦書きのエディターを使用し、だらだらと横で作品開きながら書いている、といった具合となります。
 筆が乗らなくなったと感じたなら、エッチな装甲の隙間とかを視姦して熱量を取り戻しています。
 それでも戻らなかったのなら、愛読書のロボット・ライトノベルを読み通す、そんなルーチンがあるのです。
 自分への戒律として、極限まで先入観を減らすために、作者様個人個人とのやり取りは返信のみに限らせてもらっています。基本的には、今後も守る予定ではあるのですが、未来は誰にも分かりませんね。
 
 記事を書く際、平茸は予め作成したテンプレートの上に執筆するスタイルをとり、それを何段階かに分け、協力者にその都度読んでもらっています。文章がアレな菌類としては、欠かせない過程ですね。
 段階的に書くと……。

 壱・Step要素の箇条書きをチェック。主題に問題が無いかどうか等。
 弐・一部の特殊な部位以外で、本書きをチェック。誤字や表現の最適化。
 参・ほぼ最終稿。全てのStepを書き終えた上でのチェック。

 最後に、カクヨムへコピー&ペーストし、改行などを整えたら完了です。
 いやぁ、協力者の彼には、いくら愛を捧げても足りるものではありませんね。

 ここで、更なる裏話をご紹介。
 この企画を立ち上げる際に、初期の記事に対して、特定の方向性を与えつつ執筆することを決めていました。
 方向性の中身、については正直なところ書き始めてから決めていたのですがね。
 レムロイド回はこの企画のテーマ且つ、中々されることがなさそうな『分析』に重点を。
 アルカシード回は、『レビュー』という言葉の意味を考えながら、『推察』へ。
 そして今回のケイオスハウル回。より強力に、且つ鮮烈に紹介記事を読んでいただく為の、『キーワード』の設定。協力者と平茸は『パワーワード』とも呼称していました。つまり、強烈な語句から来る効果を考えていたわけであります。
 そんな三つを書き終えて、平茸のステージも上昇した感があります。
 流石にこれからは、もう少し間隔を短くして紹介をお届けできればなあ――そんな願望。

 まとめ:平茸はロボ漬けの生活で、協力者を引きずり込もうとしている。





 3:肉欲の果てに

 月夜平茸が、月夜埃茸になろうとしています。内部で荷電胞子を作って、今にも羽ばたこうとしているのです。
 何か刺激があったのなら、孔からボフッと胞子は飛び出し――森へ怪しい唄を奏でる事でしょう。
 あぁ、早くグレバまみれになろうぜ。

 注:グレバとは……一部の茸に存在する、部位。胞子作る組織のあたり。有名なのはヌチャヌチャしてたり、爆発して胞子を撒いたり、茸が増えるのには重要な存在。

 まとめ:もう子実体がはちきれそう。切っ掛けがあれば、何かが起こるのかもしれない。





 次回レビューは十二月の中旬を予定しております。
 昨日も今日も明日までも、ロボをしよう。

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