• に登録
  • 異世界ファンタジー

敵のスナイパー、アンソニーはビビリです

スナイパーですから、もの凄く離れた場所から撃つ人です。
ところが、彼は自身の姿を完璧に隠さないと安心して仕事が出来ないビビリです。

ステルスコートはかなりの高額装備だと思うので、これが無いと行かないとまで駄々こねて、やっともらった装備ではないでしょうか。

最初にタナトスとやり合って、何とか逃げおおせた彼ですが、その時の恐怖が彼には耐えがたい物として残っています。

遠方から安全に次々とガレットの指示通りの仕事をしてきた彼は、その時初めて狙われる恐怖に襲われたのです。
真っ直ぐに自分を指さす、小柄の黒い戦闘服の少年。
サトミは歩くレーダーと言われる少年です。
人の意識を感じて、その方向を指さし、部下に撃たせました。
それは辛うじてアンソニーの頬を貫通し、命まで奪わなかったものの恐怖でまともに仕事が出来ないほどに追い込みました。

https://kakuyomu.jp/works/16816927861432795118/episodes/16817139556312758680

コメント

コメントの投稿にはユーザー登録(無料)が必要です。もしくは、ログイン
投稿する