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  • 異世界ファンタジー

赤い髪のリリス 戦いの風 155、宰相暗躍

王族でも、宰相サラカーンは頭がガチガチです。
リリスが生まれたとき、育てたいと言った兄を説き伏せ、リリスに刺客を送ったのも彼です。
口伝、しきたりは守らなければそこで絶える。
そこに情緒はいらない、冷酷に判断すべし。

そう言う彼は難産で早くに妻を亡くし、失意の中で一人息子を大切に、それは大切にしています。
後妻を迎える気も無いようです。
大切な者は何物にも代えがたいのは、十分わかっているのです。
一国を背負うのは大変な事です。

https://kakuyomu.jp/works/16816452220234573835/episodes/16816700429613834397

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