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  • 異世界ファンタジー

赤い髪のリリス 戦いの風   151、暗殺の歴史

人間は、火を発見して進化してきました。
火は生活に欠かせず、火がなくしては文化の発展も望めません。
尊いものとして、火の神殿は沢山の支持者を集め、王さえしのぐほど権威を上げてしまったのが目障りだったのです。
ただ、王族の都合です。
しかも、彼らから火の巫子の多くが生まれます。
いびつな口伝に縛られて、王家の人々は自ら沢山の悲劇を起こして口を閉ざしてきました。
王家から生まれることが多いなら、共に発展しようとは考えなかったのです。
業の深い一族です。
いつかその報いが返ってくるような気がしてなりません。

https://kakuyomu.jp/works/16816452220234573835/episodes/16816700429462963882

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