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苦手な本を読む

けっこう長期に渡って本から遠ざかっていた代償として、新しいものを学ぼうとする意欲がなくなりました。
似たような本や漫画ばかり読むようになり、新しいことへのチャレンジ精神が失われつつあるのです。

興味のない本というのは、どうしても避けてしまいます。
ですが、たまには苦手な本も読まないとと思い、たまーに「自分が全く興味がないジャンルの本」を買って読むようにしています。

ちなみに今まで「本当に心の底からくだらなかった」と思えた本は、某ジャーナリストの書いた元総理のおべっか本です。あれは本当にくだらなかった。

役に立った本もあります。
「レイアウトのデザインを読む」(高柳ヤヨイ著)というデザインレイアウトの本で、門外漢にもわかりやすく、レイアウトにはこういう理屈があるんだ、と心から感心しました。

で、今回買ってきたのが「(副業ライティングの本)」です。
正直、自分は執筆業で食べていける気がまるでしないですし、ブログ記事とかSEOコンテンツとか、中高年の自分が今から進んではいけない方向のように思っています。
しかし、自分がこれまで完全に目を背けてきた世界なだけに、一度その「ウマイ話」の周辺知識を、そのまま丸呑みしてみるのも面白いんじゃないかと思ったのです。
念のため、最後のページまでパラパラと目を通して怪しげなリンクの有無を確認したり、またネット上で来歴を調べたりして、怪しげな方向に誘導される危険の少ない本だということを確認しました。小心者なので。
書く技術を商品としてどう高価値で売っていくか、みたいな本なので、逆に文体については押し付けがましくなく、自分のように我の強いハゲにも抵抗感なく読めそうです。
序文の「月収5800円が5万円になりました」という文を目にしたときには店先で本を落としそうになりましたが、逆に言えばそれだけ基礎的なことが書いているはず。
素直な気持ちで読み込んでいきたいと思います。

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