申し訳ないです。半分くらいしか仕上がっておりません。明日か、延びると明後日までにはプレ公開できると思います。
*ミニ閑話休題*
(ここにお話書いてもいいのかな?)
『カイムの買い物』
相変わらずの執務室――。
ヘルレアがどっしりとソファへ腰を下ろしている。カイムもそれとなく側へ寄り添っていた。
「お前、会計戸惑っていたけど、普段どうやって買い物しているんだ」
「え? 買物ですか……館に商人が来ますけど」
ヘルレアがブフォっと息を吐いた。
「商人って呼び方……それに、来るって。王侯貴族かよ、マジか」
「何か変ですか? 僕はマツダに用向きを伝えて、必要な物を見繕えさせます。適当に選んでますけど」
「外へは買い物に行かないのか?」
「それは勿論行きますよ。僕は王侯貴族ではありませんからね」
「拗ねるな。どうやって買物するんだ」
「馴染みの店しか行きませんけど。マツダに用向きを伝えさせておいて、店頭の別室に用意させています。そこから適当に選びますね」
「あんま、変わんねえじゃねえか……そんで、会計は?」
「え? そうですか。かいけ、い……そのまま、選らんだら帰りますよ」
「ああ、聞いた私が馬鹿だったわ、坊っちゃん。私がいかに庶民的で、更に貧乏人かが解った」
「そうなんですか? 東亜武装銀行に預金があるのに貧乏なのですか? 街の人々はどのような暮らしをしているのでしょう。その日の食事にも困っているのでしょうか?」
カイムがオロオロと動揺する。
「お前、純粋培養されたんだな。そのまま無垢に生きろ三十四才」
了
描写がないのでめっちゃ楽です。続きを投稿出来ないのを、完全に誤魔化す無意味なお話をすみません。