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“恋神”1章残り13話となりました。2章あらすじ有り

1章は2021/12/16日で全て投稿完了です。

2021/12/17から新章が始まります。
特別な事がない限り毎日1話つづ投稿を致します。

2章の題は『猟犬の掟』。ステルスハウンドの兵士、猟犬へ焦点が当てられ、その深い闇と秘密が明らかになります。今回、カイムの視点に次ぐメインキャラクターは、兵士である猟犬のチェスカル・マルクルとなります。
1章ではお説教をする愛想の悪い男としてしか登場していませんが、レギュラーキャラクター、その中心的存在として掘り下げられていきます。他にはチェスカルの班員である、頭のよろしくないルーク・トラス、東西の血を引く大男ハルヒコ・ホンダが初登場致します。

・あらすじ
ある村から少女が一人逃げ出した。保安官詰所で保護されたのだが、村の緊急事態へ保安官では対応出来ない為に、ステルスハウンドへ救援が要請された。そこで任務に当たる事になったのは、“影の猟犬”――ゴーストという特殊技能を持つ兵士達だった。
影の副隊長チェスカル・マルクルは班員二人を連れて、コールデルタ国、その妖樹の森に閉ざされた、ローザ村向かう事となった。ローザ村へ続く唯一の道は、妖樹の森を貫く一本道。
三人はオンボロ車で道を行くのだが、ルークが悪路にダウン。仕方なく路肩に車を停めるのだが、チェスカルは道と森の境界線で妖人と遭遇してしまう。血気天客の専門家であるルークが言うには、血の穢れは良くないというので、何もせず去ることを決めたのだが、突然の濃霧に襲われてしまう。
チェスカルが気づいたらそこは妖樹の森――その中だった。チェスカルは独り彷徨うのだが、一人の女児と出会う。
――幻覚。
チェスカルが女児を見ていると、あろうことか女児自らスカートを捲り……。

幻覚を手引きするのはいったい何者か、そして、チェスカル達猟犬へ枷られた戒めとは。猟犬の真実と絶望が明らかに――。

そして、“猟犬の主人”カイムがヘルレアとの性的行為による弊害により、主として猟犬との向き合い方の決断を迫られる。

――あなたは今も星空で独りなのですか。

ジェイドは主人を思い泣く。猟犬である彼では、カイムへ何もしてやれない。ジェイドは、ある人物へ救いを求めるのだった。

それ等全ての選択は、果たして最良か最悪か。窮地に立たされた、主人、王、猟犬、三種の関係性がついに動き出す。


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