こんにちは
12月8日 日曜日☀
近況報告のお時間です。
12月2日(月)
母親が急性期病院に入院していて、リハビリ可能な病院への転院などを相談するため、自転車で向かったのですが……段差に気づかず自転車で転倒しました。
顔の左側をハンドルに打ち付けたのか、メガネが割れて左の眉と、鼻の左側を切り、左ひざを擦りむきました。
十七年前、心臓の手術をした病院が近くにあったので、そこまで徒歩で移動して救急科で診てもらいました。
CTやレントゲンを撮影して、その日は外傷の手当てをしてもらったのですが、夕方に電話が……
12月3日(火)
再度病院に行くと前日のCTの結果から
・極少量のクモ膜下出血
・左眼窩底骨折
が判明しました。
あと、左腕上腕の打撲、左太ももの打撲、左胸部の打撲ですかね。
左腕がまったく上がらないし、痛みや痺れで力が入らないという状況です。
幸いにも再撮影したCTでは脳内の出血痕が消えていたので、経過観察ということになりました。
現在は自宅療養中です。
頭を打ったので、水曜日くらいまではモニターやテレビ、スマホだとかは見ないようにしていました。
現在、顔の傷はきれいになったのですが、左腕がまだ上がらないし、左胸も痛みがひかないので生活がたいへんです😭
こんな状況なので、カクヨムコン10にも作品を出せるかどうか……という状況になっています。
できれば12月20日くらいから公開を始めたかったのですが、どうなるかな🤔
ただ、本を読む時間はできたのは幸いなのかも知れませんね。
❶N(道尾秀介)
❷禁忌の子(山口未桜)
❸恋とか愛とかやさしさなら(一穂ミチ)
❹婚活マエストロ(宮島未奈)
ということで、今週、拝読したのは四冊。
❶N(道尾秀介)
六つの短編集。それらを繋ぐのは五筋の天使の階段が目玉島を中心につくる花を咲かせるような光景。その僅かな時間と、場所を共有する六つの物語があって、それぞれに何らかの関係が存在する。六つある話のどれから読んでも成立する話ではあるけど、読後感などは読む順番に影響を受けますね。
❷禁忌の子(山口未桜)
Xでも読了ポストを投げているのですが、読者の中でタイトルにある「禁忌の子」が指すものが読み進むごとに変わっていきます。
そして、最後は意外な展開に……ミステリーはあまり読まないのですが、とても楽しめます。
2024年本屋大賞のノミネート以降に発売された作品の中では一番好きですね。
❸恋とか愛とかやさしさなら(一穂ミチ)
2024年前期の直木賞受賞後、第一作。
恋とか愛とかやさしさなら、恋とか愛とかやさしさより、の二編を収録しています。
前者はプロポーズ翌日に彼氏が盗撮で逮捕され、彼氏に対する恋愛感情だとか、自分や他人の倫理観、正義感などに挟まれて時に自らを傷つけ、相手を傷つけ、相手に傷つけられる女性の話。女性の感情や思考を経験できる点では純文学のような難しさと気づきがあります。
後者は、盗撮してしまった彼氏が再び被害者女性、加害者同士で互いに悩みなどを打ち明ける会を主宰する男性に出会うことで、現代社会の問題を浮き彫りにするお話。
全体に家族と家族、父と母、姉と友人、被害者と加害者、いろんな人が登場するけど、人物設定が誰かと対比的に作り込まれていて、とても興味深く読めました。
❹婚活マエストロ(宮島未奈)
「成瀬は天下を取りに行く」、「成瀬は信じた道を行く」を書いた宮島未奈さんの新作。
成瀬あかりという天才奇人を描くために、基本的に周囲の人間の視点で書かれた「成瀬は――」とは異なり、四十歳独身男の視点で書かれた現代ドラマです。
ボクは婚活はしたことがないけど、知り合った女性と盛り上がって「これはいけるっ!」という感触を感じるところなんかは共感できてしまい、楽しく読めました。
さて、BORDERLESSのお話です。
今週の公開分は、引き続きククル視点でした。
エレナに会って、条件発生型クエストを終えるとトートだけ報酬がショボイというオチがつきました。
次回は、再びラルフ視点に戻る予定です。
最後に、★レビューのお礼をしたいと思います。
@kanadesakuraさん
@masagon-tさん
@chafeeJさん
@shichiroさん
@washi5133777さん
@kirit0さん
ありがとうございました。