こんばんは
2月11日 日曜日 建国記念日
今週もやってきました、近況報告のお時間です。
え、遅いって?
今日は、地元で開催されているモネ展に行ったりしていたので、いつもの時間に書けなかったんですよ。そして、人の多さや、歩きまわって疲れ切って……まあ、言い訳でしかありませんが😅
ボクは小さなころから絵を描くのが好きで、でも貧乏な家に生まれたので蝋石をつかってアスファルトの道路に絵を描いて遊ぶことが多かったんですよ。
――蝋石ってなんやねんって思われるかも知れませんが、鉱石のひとつです。石筆とも呼ばれるのですが、もう滅多に見かけることはありませんね。
で、小中高と育つにつれて、絵や漫画、写真に手を出していったわけです。
まあ、社会人になって絵画鑑賞だなんてことを楽しむ時間はなくなっていったのですが、あるていどの年齢になってくると時間に余裕ができるようになり、写真撮影や絵画鑑賞なんかも楽しむようになりました。
今日、拝観したモネ展。クロード・モネという画家の作品ばかりが展示された絵画展です。
19世紀、カメラと写真が登場したことで、絵画の世界に激震が走るわけですね。
絵で描くよりも写実的に仕上がるので、肖像画は絵画から写真へと変わり、画家の収入源が断たれていきます。
また当時は主流だった写実主義への反発や、フランス芸術アカデミーからの解放、都市の工業化から生まれた自然豊かな風景への憧憬など様々な要因が絡み、画家たちは新たな絵筆の使い方を模索するようになります。
ちょうどその頃、クロード・モネが「印象・日の出」という作品を発表したことで、その時代の画家の流派として「印象派」が生まれました。
今回、モネの絵をみて感じたことは、時代的に日本の浮世絵に影響を受けたものもあったのですが、「構図」という観点でみると写真と共通する描き方がされているものがあったことが興味深かったですね。
あと、モネは連作(一つの題材で複数の絵を描くこと)をするので有名なのですが、積み藁やウォータールー橋、水蓮なんかが展示されていて興味深く拝見してきました。
残念なのは、「日傘をさす女」を代表とする妻、カミーユの絵が展示されていなかったことでしょうか。水蓮やウォータールー橋は全体に暗い絵が多いのですが、モネが描くカミーユの絵には光に溢れているので、それが並べられていないのは、なんだかモネを評価するうえで足りない気がしました。
まあ、何が残念と言って、売店の行列がえげつないことになっていて、図録を買えなかったことほど残念なことはありませんでしたが……。
と、気がつけばモネ展の感想になってしまいましたね。
モネ展の感想を書いている間に日付が変わるという現象が起きてしまいました。
ごめんなさい🙇
さて、BORDERLESSの話にしたいと思います。
今週は、採集ギルドから採掘ギルドに戻って、条件発生型クエストを受けるところまでのお話でした。
「綿花みえへんか」というクエストタイトルですが、本当は「綿花めえへんか」にしようと思っていたんですよね。でも、ちょっと大阪でも特殊な言い方になってしまうので「みえへんか」に戻したという経緯があったりします。
そして、次の話からニケと話をすることになるのですが……お楽しみに。
最後に、今週も★レビューをいただきましたのでお礼を申し上げたいと思います。
湯湯婆さん
ありがとうございました。
※ 印象派の説明や、モネの絵のことはかなり端折っているつもりですが、書きだすとたぶん止まらないのでこれくらいで勘弁してください。
ただ、カメラと写真というものが登場し、画家としての地位というか、立場というか、職業的なものが大きく揺らぐ時代がきたことで絵筆の使い方が変化したというのは間違いがないことだと思っています。
これは、文筆業を営む者にとって、生成AIとの関係に近いのではないか……なんて思ったことを最後に記しておきます。
もう少し頭がまとまったら、どこかで書くかも知れません。