こんにちは
昨日、近況報告として記したとおり、12月1日……明日から新作の投稿を始めます。
タイトル:
BORDERLESS
~進化したVRMMORPGで何故か私が最強になっています~
あらすじ:
これは近い将来のお話。
水無瀬日葵は仕事を終えて、VRMMORPG「アルステラ――優渥なるアポストル」のサービス開始と共に始めた。
作成したキャラクター名はアオイ。敏捷性と器用さ、高い魔力が売りのハーフリングのアバターだ。綿密にキャラクターを作成し、チュートリアルをきっちりと済ませたアオイは、サービス開始直後にゲームにログインする。
〝おいおい、このゲームってこんなガキが遊べんのかよ?〟
〝なあ、この身長であのでかい魔物と戦えると思うか?〟
などと体格の大きなベータテスターに馬鹿にされる日葵に、NPCが声を掛ける。
「そこのハーフリングのお嬢さん、困ってるなら話を聞こうか」
この一言から、アオイの最強への道が始まった。
投稿予定:
12月1日 7:00 第1話 森の中で(1)
19::00 第2話 森の中で(2)
12月2日 7:00 第3話 アルステラ――優渥なるアポストル
以降、第1章が終るまで毎日7:00に投稿していきます。
(第1章は書きあがっています)
BORDERLESSとは:
「境目がない」という意味の英単語ですね。
アバターを作り、操作しているだけという理由から、ネットゲームは匿名性が強く、更に年齢、性別、職業、収入などの境目はないといっていいでしょう。LGBTQに属する方たちも、ネットゲームなら好きな性別を選び、現実ではできないような生活を送ることができます。また、コマンド、チャット、セリフなどが文字で表示されるので実は耳の不自由な方々が今もMMORPGを楽しんでおられます。
そういう意味では、ネットゲームほどBORDERLESS(境目がない)が実現された場所はありませんね。
これからXR関係の研究開発が進めば、XRとアバターを用いて仮想オフィスで働くことができる時代が来るでしょう。医療での応用研究が進めば、目が不自由だったり、指や手足の欠損があったりしても何の違和感もなく仮想オフィスで働けるようになるはずです。
つまり、今以上にBORDERLESSな世界になっていくということです。
もちろん、「境目のない」世界をを実現したVRMMORPGができるに違いありません。
残念ながら、私が生きている間にそんな時代が来るとは思えませんが、性別、障がいなどの壁を超える時代が必ず来る――作品タイトルにそういう想いを込め、BORDERLESSという名をつけました。