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04-20M08 龍神教攻勢継続

04-20M08 龍神教攻勢継続


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龍神教軍がベーグム師団、及びキョウスケ隊に対して本格的な攻勢を開始した場面。


龍神教は分断点西側のキョウスケ隊排除に乗り出します。
龍神教側は砦にいる部隊が増強中隊程度と正確に分析していました。
また、それがクロスハウゼン所属であることも確認しています。
龍神教はクロスハウゼン隊とは可能な限り接触を避ける方向でしたが、位置的に兵数的に無視できないため攻略を決定しました。
放置すれば分断点隘路の突破を横から妨害されてしまうので、軍事的には少なくとも砦に対する牽制攻撃は必須でした。
龍神教は各隊から弓兵をかき集め、弓隊を編成し、その援護下で砦の攻略を目指しました。
上記のように龍神教は砦の規模と兵員数についてはほぼ正確に見積もっていました。
このため、選抜弓兵と二個大隊で簡単に攻め落とせるものと考えてしまいました。
結果的に、攻撃が撃退され、二個大隊が馬鹿にならない損害を被った事により、龍神教の計画は大幅な修正を強いられることになります。


龍神教の矛先が一部、キョウスケ隊に向かったこともあり、ベーグム師団は態勢を持ち直しつつあります。
北側では第二魔導大隊が適切な魔法支援を行ったことで、龍神教の突進を鈍化させることに成功しました。
南側の分断点隘路では龍神教魔導大隊の攻撃に劣勢でしたが、防衛線を徐々に下げることで、完全な突破を防いでいます。
西側に作り出された安全地帯では、敗走してきた第一魔導大隊の兵士の再編成が開始されました。


レトコウ伯爵軍ですが、取りあえず集結したが、どうするのか決めかねているというのが正直な所でしょう。
ベーグム師団からは救援依頼が継続して出されています。
政治的に完全に無視するのは拙いので、少しずつ、『前進の準備』を開始しています。


バフラヴィーと諸侯軍ですが、龍神教二個大隊を白龍川分岐点の最終防衛線に追い込んでいます。
ですが、この時点でキョウスケ隊からの騎兵部隊が到着。
バフラヴィーは予定を変更して東方への進撃を考慮します。

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