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本当にお金が必要になった

なので書籍化――は、すぐには無理そうなので、まあそれを目指しつつ、とりあえず担当さんに企画書を出し続けよう、ということになった。

いやま、正確には、元担当さんではあるが。

今も一応定期的に連絡はとっているから、企画書は見てもらえる。
というか、アイディアをいくつかいうと、「アイディアはいいけど、結局はキャラをどうするかですから」と言われた。

「奇水先生のネタは、何処までもマイナー漫画的なんですよね」
「誰もいないところにパスを出しているというか」
「読みたい人は読むけど、ヒットはしなさそうなというか」
「まずキャラを」
「ダンジョン配信ものネタで書きたいですか? それなら四国の田舎で不遇を囲っているライトノベル作家が、元担当編集に機材を買う金を借りて、それで配信始めてエルフの美少女がやってきて同居するとかにするといいんじゃないですかね」

………なんというか、相変わらず、身も蓋もないというか……。

まあそんなわけで、リハビリも兼ねて、来週から週に三本、何か別々の作品を連載してみようかなと。

あ、ウォーアーティスト・ブレイドショーのリライトも、できれば続けます

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