誰にでも「この人には適わない」そのような人がいますが、わたしがリスペクトするのは、半年働き、お金を貯めて放浪の旅に出る女性です。
『これから、インドに行ってガンジス川につかるの』
旅立ちの日、挨拶に来た彼女の服は上下迷彩柄で、リュックを背負い、肩まであった髪は五分刈りでした。
参考までに、エイリアン2の傭兵、及びエイリアン3のリプリー
リスペクトを込め、職業は違いますが『サクラのホッペ』に、五分刈りの旅人、キャバ嬢『武藤菜摘』として登場させました。
まかりまちがって、この小説に彼女が気付いたなら、サバイバルナイフを持って、追いかけて来るでしょう。
温い日本で、ぬくぬくと暮らすわたしは、彼女の健康と無事に帰還する日を祈るだけです。