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クイズの楽しみ方についての私的な話

けーうぃんぐです。とあることがきっかけで、今年の春から名前がひらがなになりました。

これまではアルファベットで「K-Wing」と表記しておりましたが、いざ、ひらがなになってみると、イベントにエントリーする際に、口頭で名前の表記法を伝えるときに非常に楽になったり、競技クイズ界隈では、得点をスクリーンで表示されるときに縦書きになることが多く、アルファベットよりも日本語表記のほうが収まりが良い、などの利点に気づきました。ありがたや。

閑話休題、私がクイズを趣味としていることは仕事場でも周知の事実で、雑談の中でもその話が出てくることが多いのですが、その中で「勝負事なんだから勝たないと面白くないんじゃないの?」という疑問を投げかけられることがあります。さらに、その疑問に「お前は、他人を蹴落とすような貪欲さがないのに、どうして人と競うことに魅力を感じるのか、不思議なんだよな」と付け加えられることもあります。

正直、私自身もなぜだかよくわからないので、そうですよねえ……と答えざるを得ないわけですが、実際のところ勝負事をあまり好まない人間が、なぜこんなにもクイズに惹かれているのか、確かに不思議です。

一つ心当たりがあるとすれば、私個人がその場の雰囲気であったり、その場に集まった人たちの醸し出す雰囲気というものを共有し、味わうのが好きだということでしょうか。例えば、私はほとんど酒が飲めませんが、居酒屋という場、そしてそこに集う人たちの様子を見るのが好きです。酒が飲めなくても、楽しい気分になれます。

クイズという場でも同じことが言えるかもしれません。大勢の人たちが集まって、真剣勝負でしのぎを削るあの雰囲気が、私にとって心地の良いものなのだと思います。

もちろん、勝った時は素直に嬉しいですし、負けた時は悔しいものですが、そういう感情よりも、場の雰囲気を楽しむという気持ちが強いのだろうな、とも思います。

クイズを本格的な趣味として丸3年、来年も場の雰囲気を楽しむというスタンスはそのままに、プレイヤーとして、そしてできればイベンターとしても、一歩先へ歩んでいきたいと考えております。

2018年12月22日
都内某所の某スタジオにて、胃が痛くなる雰囲気を楽しみながら

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