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https://kakuyomu.jp/works/16817330660621993631↓ 297 進化の系譜 その269
https://akuyomu.jp/works/16817330660621993631/episodes/16818093081595478530※公開されてから読めるようになります。
現在、2024-07-30(火) 17:56です。
第297話です。予約時刻は2024-07-30(火)の22:00となっています。
その頃……某国では這う這うの体で帰還した残存兵たちと共に指揮官クラスの軍人が帰還していた。
「何故だぁっ!」
ズダァァンッ…
痛むの構わずに両腕を重厚そうな木のテーブルに叩き付ける軍人。物に当たっても意味は無いというのに…
「何故…絶対的に、圧倒的に我が軍の方が有利だった筈だっ!…あんな興ったばかりの新興国に…何故負けたぁっ!」
ダンダンズダァンッ!…
(だから下調べを済ませてからと進言したのに…)
男の部下は口に出さずにそんなことを思っていたが、喪った数千もの軍人と、失っても余り痛む腹は無いが国としての戦力低下は否めない奴隷兵、そして貴重な地竜と切り札のドラゴン…。どうやって国王や宰相にいい訳をすればいいか…
(あったま痛いわぁ…この脳筋の将軍の尻拭いをしなきゃならないと思うとさぁ…ハァ)
血を流して激高する上司に近寄るのもアレなので、目配せで治療兵を呼ぶ…素直になれない脳筋将軍は数人の将校に取り押さえられてから医務室へと連行されてったのだった(苦笑)
…ってことで、今日はこの辺で!