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https://kakuyomu.jp/works/16817330660621993631↓ 292 進化の系譜 その264
https://akuyomu.jp/works/16817330660621993631/episodes/16818093081258886350※公開されてから読めるようになります。
現在、2024-07-22(月) 19:31です。
第292話です。予約時刻は2024-07-22(月)の20:00となっています。
〈ドラゴン、ツ・バレイ城に来ます!〉
〈え、は?…女王陛下から連絡はっ!?〉
〈あ、ありません…どうしましょう、か?〉
〈まて…こんなこともあろうかと、イレギュラーの事態に対する指示書がある!〉
〈おお、流石です部隊長!…して、何と書かれてますか?〉
急かす部下ゴーレムに焦ってページをめくる部隊長ゴーレム!
〈まず、城周辺の者たちに警告を発令…その後、全員城に集まった後に障壁を発動させて籠城…とあるな〉
〈わかりました。では、急ぎ警告を…〉
どぉんっ!
〈なぁっ!?〉
〈ぐぬぬ…既に城に突っ込んでくるとはぁっ!?〉
〈部隊長、最早四の五のいってられないと思いますがっ!?〉
〈うむ…障壁発動!〉
ばりぃんっ!…カチカチカチ…
防護ガラスを叩き割って中のボタンを連打したものの…反応が無い。
〈まさか…最終手段を取る!〉
〈はっ!〉
既に障壁の魔道具へと信号伝達が破壊されて途絶していると判断するな否や、部隊長は城全域に音声伝達の魔道具のマイクを手に取り、大声で叫ぶ!
『皆の者、よく聞け!…現在、ツ・バレイ城は敵ドラゴンに蹂躙されている!』
どぉん!…ガラガラガラ…
『地下シェルターに近い者は急ぎ避難せよ!』
ギシャーーッ! ごおおおおおっ!
『避難が無理な者は、避難経路を使用して国外に逃亡を許可する!』
どがぁんっ! ガラガラガラ…
『女王陛下の許可は出ておる…健闘を祈る!』
ぎしゃああっ! カッ…
そして、部隊長とその部下のゴーレムの安否はようとして知ることはできなかったとだけ…
…ってことで、今日はこの辺で!