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無才の冒険者 67

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↓ 97 無才の冒険者 その97
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現在、2024-07-21(日) 15:46です。

2024-07-21(日)の22:00に第97話を予約投稿しています。

天罰が落ちたおっさんをスルーして、ラハクたちは当面の収入を得る為に三度草原に…

草原に溢れてた角が額に生えてる兎…ホーンラビットを狩って角や毛皮にお肉をゲット!

スライムも這いずってたんで核や偶に得られるスライムオイルをゲット!

他には、草原狼とか空からも草原に生きる獣や人間をも襲いに来る…ので、襲われたら狩り返して解体していく…い、いや、流石に人間は解体しないよ?

そんなこんなで日も傾いて来た頃…

「そろそろ帰ろうか?」
「そうだね…って、あれは?」
「「ん?」」
「おお! そこに御座すは昼間の雑魚どもじゃないかっ!」

雑魚?…というか、フォスの天罰で気絶した奴隷狩りのおっさんたちだった。どちらかといえば雑魚なのはおっさんたちの方なんだが…

「ふっふっふっ…昼間は運悪く雷が落ちたようだが…」

そういいながら、ばさぁっ!……と翻し、無駄に恰好付けて装備したのは絶縁素材で作られたであろう、雨合羽だった。これで落雷を防ぐつもりなのかな?(苦笑)

「さあ! どっからでもかかって来やがれってんだ!」

どがぁんっ!…ゴロゴロゴロ…

いきなり落雷…ではなく、フォスの指先から顔面に向けて稲妻が飛び…おっさんたちは顔面を焦がしてノックダウンしたのだった…アハハ(苦笑)

「殺したの?」とレイ。
「後が面倒そうだから、半殺し」とフォス。
「ふ~ん…っていうか、この町…ヴォイドだっけ? どうも犯罪人しか居ないみたいだし、とっとと他の町に行かないか?」とアマリ。
「えっと…マジ?」
「マジマジ」

…という訳で、狩った獲物を解体して整理した後、先ずは足代を貰おうとギルドに戻って当分の携帯食と野営の品一式とを揃えてとっとと出ることにしたのだった…まぁ、今夜は強行軍になりそうだよ…トホホ…ハァ。

ってことで、…今日はこの辺で!

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