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https://kakuyomu.jp/works/16817330660621993631↓ 291 進化の系譜 その263
https://akuyomu.jp/works/16817330660621993631/episodes/16818093081256809560※公開されてから読めるようになります。
現在、2024-07-19(金) 14:50です。
第291話です。予約時刻は2024-07-19(金)の20:00となっています。
「来たぞぉ~っ!」
「迎撃用意…撃てぇ~っ!」
グレネードとナパーム弾、そして豆鉄砲程にでも感じるかも怪しいが狙撃銃や対戦車砲が一斉に火を吹く!
ぱぅ…ぼんっ!
どひゅぅ~…どぱぁんっ!
パンッ…パンッ…パンッ…
ごんっ!…ごんっ!…
だが、わざとなのか低空飛行をしてゆっくりと飛ぶドラゴンには当たっているのだろうが…ダメージを負った感じは見受けられない。
〈各部署の長たちよ…引け!〉
〈くっそ…ブリザードランス!〉
〈マジックバリアか…流石ドラゴン、マジックレジストも高いってことかっ!?〉
〈不味い…レイジ!〉
〈もうやってる!〉
従者ゴーレムたちが吠える! 口角を広げたドラゴンの口内には揺らめく魔力の渦…そして、溜めた後には放たれるだけ…
ごばあっ!…
びしぃっ!…ビキビキビキ…
〈やっべ、もう保たない…〉
〈逃げろっ!〉
何処へ!?…と、誰もが思った。だが、レイジは既に次の手を打っていた!
〈グランド・ディッグ!〉
そう叫んだ直後…荒々しく地面が陥没し、直後には天井が塞がれる!
〈なっ!?…そうか、レイジ〉
〈あぁ…ちと荒っぽいが、お仲間は全てゴーレム…だろ?〉
〈それはいいが…あのドラゴン、我らが消えたとしたらどう動くのかまで考えてるのか?〉
〈あ…そこまでは、なぁ…〉
面倒見られんわとばかりに笑って誤魔化すレイジに、溜息を吐くカルスだった…
…ってことで、今日はこの辺で!