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https://kakuyomu.jp/works/16817330660621993631↓ 289 進化の系譜 その261
https://kakuyomu.jp/works/16817330660621993631/episodes/16818093081139489395※公開されてから読めるようになります。
現在、2024-07-17(水) 17:29です。
第289話です。予約時刻は2024-07-17(水)の20:00となっています。
「女王様、出ます!」
ばさあっ!…と羽ばたいて飛翔を開始するトーコ。既に敵国のロック鳥は浮上しており、その足には地竜が収まって…いや、ジタバタと藻掻いていた(苦笑)
ぱぱぱぱぅ…
二線四条の光線がトーコ(フェニックス)のくちばしから放たれ、暫くしてロック鳥が回避運動を行った。光線が全て外れたのだろう…特に着弾音は聞こえて来なかった。
「ちっ、外したか…。バインドロープ!」
そう叫んだ直後、ロック鳥の下から(遠くから見てるせいで糸状にしか見えないが)土ロープがまるで生き物のようにくねりながら伸びて来て対象を補足する!
キョエエエッ!…
ぎりぎりぎり…ばつんっ!
両の足に掴まれていた地竜が首を伸ばし、土ロープに噛み付いて絶っていたのだ!
「小癪なっ…ならばっ!」
と、直接攻撃だと思って高空へと羽ばたき…急降下爆撃ならず、急降下突撃を始めるトーコ。
『だ…ダメですマスター!』
『え?…な、何がっ!?』
『その目標は幻でゴザルっ!』
そんな従者ゴーレムたちの警告も空しく…気付けばロック鳥の姿は影も形も消え失せていて…トーコ(フェニックス)は砂漠の砂地へと頭から突っ込んだのだったっ!
「うっそぉ~っ!?」
ずどぉぉんっ!
…ってことで、今日はこの辺で!