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https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417↓ 179 アイテムボックスに拘って… その179
https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417/episodes/16818093080943554082現在、2024-07-16(火) 11:37です。
202-07-16(火)の21:00に第179話を予約投稿します。
草原を歩いていると、ミナがピクン…と痙攣したかと思ったらその場から消えて、数秒後には投げた円盤(●リスビーともいう)を咥えて戻って来た大型犬みたいな顔で…いや、流石に口に獲物を咥えちゃいないんだけどさ…ホーンラビットを片手に戻って来たよ…(苦笑)
「兄様! 兎を狩って来ました!」
「あ、あぁ…有難う。じゃ、此処に入れて?」
興奮したミナが大型犬の如く、獲物を持って戻って来た状態で、褒めて褒めて褒めて!…とこちらを凝視してるので、仕方なく頭を撫でる甲司。まるで獰猛な猛獣使いになった気がしたが、相手は可愛らしい女の子だ。機嫌を損ねないよう…恐る恐る頭を撫でてる様を、タナが遠い目で見てる気がしたのはきっと気のせいではないだろう…というか兄(タナ)よそれでいいのか?…とも思ってしまう甲司ではあるが(苦笑)
そんなこんなでアイテムボックスに獲物を納めていく。収納しているのはいつもの小銭入れではなく、ガマグチを模したアイテムボックスだ。
「兄様、そろそろ森が見えて来ました!」
どうやら目的の魔物が生息している森に近付いたようだ…町の食料狩り(といっても向こうから寄って来るんだけど)はそろそろ終わり。僕らのメインターゲット狩りはこれからだっ!
ってことで、…今日はこの辺で!