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アイテムボックスに拘って…をアップ! 170

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↓ 174 アイテムボックスに拘って… その174
https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417/episodes/16818093080519057782

現在、2024-07-09(火) 14:02です。

202-07-09(火)の21:00に第174話を予約投稿します。

〈おかえりなさい〉

何処からともなく聞こえて来たのはパーティハウスの拠点管理用の魔道具だ。まだこなれてないのか発声はぎこちないが、何度も喋っている内に慣れるだろうとは拠点の魔道具設置施工者の談だ。

「ただいま」
「「「ただいまぁ~!」」」

甲司に倣って全員がただいまを連呼する。

〈緊急任務のお勤め、お疲れさまでした…お風呂が沸いていますので先に汗を流しては如何でしょうか?〉
「お、いいねぇ…」
「汗だらけ…」

ルミさんと風華さんがそう返事しながら装備を外しながら早歩きで装備倉庫に向かっていった。疲れてるけど、汗や泥でべとべとなのは気持ち悪いんだろう。

「タナ行くよ!」
「あ、ちょちょ! 引っ張るなミナ!」

ミナがタナを引っ張って行くんだけど。また混浴かよ?…と突っ込み待ちかな?(苦笑)

「ありがとうママ。じゃあ僕も風呂入ってからご飯を頂くよ」

と返すと、

〈わかりました。それでは、準備ができましたらお知らせ致します〉

…と返す。彼女の正式名称は「ホームセキュリティ&オートメーション」…略称はHSAM。製作した魔道具工房ではそう聞いたけど、愛称を付けられると聞いたので、家を護ってくれて、しかも生活の補助もしてくれる…まるで母さんみたいな存在なので「ママ」と名付けた。どちらかっていうと、家政婦さんみたいな立ち位置なんだけど、ね…

…という訳で帰宅してから僕らは先に風呂を貰うことにした。一応、男女で風呂は分けてるよ?…まぁ、男風呂は僕だけで静かに入ったし、タナたちは女風呂で賑やかだったそうだけどね?(苦笑)

ってことで、…今日はこの辺で!

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