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https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417↓ 172 アイテムボックスに拘って… その172
https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417/episodes/16818093080351466501現在、2024-07-05(金) 15:20です。
202-07-05(金)の21:00に第172話を予約投稿します。
「あぁまぁ…いつもよりは緊張しましたけど2度目ですし、そもそもいきなり強いのが湧くのっていつも通りですし? まぁ…まさか先行してた中堅どころのパーティ4つがあんな状況だったのはびっくりしましたけどね…」
甲司は苦笑いしつつ回答する。タナミナ兄妹もうんうんと頷いている。
ポーションも魔道具もそこで結構な数を消耗した。回収した魔石を使って補充したかったけど、ギルドで提出した後、魔石は購買で買わないといけない為にコストが掛かって仕方ない…と陰で零している訳だが(苦笑)
※基本、自作でも魔道具は魔石を用いないと用を成さないので。通常素材だけでも魔力を通せばそれなりの能力を発揮するが、魔石を用いてない物と比べると性能に雲泥の差が出るのだ(魔石の差も性能差に直結するのでそこも難しいといえば難しい…)
暫く待っていると、ギルカ5つと預けたショルダーバックを入れたトレイを持って受付嬢が戻って来た。
「お待たせしました」
受付嬢がぺこりとお辞儀をしつつ、トレイをカウンターの上に置いた。
「有難う御座います」
ルミさんが会釈をしてからトレイの中のギルカを全て拾い上げてから各員に渡し、最後にショルダーバックを拾い上げて肩に掛ける。これは以前、甲司が酔っ払いのギルド員に取り上げられてひと悶着があった為…以降はリーダーのルミさんがギルドを出るまでは抱えて行く…と話し合った結果だ。本来ならギルドに入る前にルミさんに渡して提出して貰うというのが本来の行動だったんだけど…
(疲れてたから忘れてた…)
…という訳だ(苦笑)
「エクスボクス」の各員のランクは以下参照…
ランクC:高橋(たかはし) ルミ、沢 風華(さわ ふうか)
ランクE:タナ、ミナ
ランクF:匣岬 甲司(はこざき こうじ)
尚、エクスボクスそのもののランクは結成されたばかりなのでランクFとなっている。本来なら構成人員の平均値を付けられる筈だが、緊急任務が頻発していて事務処理が滞っているから暫定ランク、らしい…(苦笑)
ってことで、…今日はこの辺で!