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アイテムボックスに拘って…をアップ! 167

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↓ 171 アイテムボックスに拘って… その171
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現在、2024-07-04(木) 12:21です。

202-07-04(木)の21:00に第171話を予約投稿します。

甲司たちは地上に戻って来た。此処は第11区「ネリスギヤ」と呼ばれているが、区そのものに名前を付けられているのは東区では此処だけだ。大抵は元々住んでいた第5区みたいに数字でしか名付けられていないのだ…尤も、「ネリスギヤ」と呼んでいるのは住民だけで、お上からは「第11区」としか認識されてないそうだ。

「はぁ…シンド」
「黙って歩け。皆同じ思いなんだからよ…」
「へぇ~い…」

ガンツとジャミルが毎度やってそうなやり取りをしつつ歩く。前を歩く「荒鷲の頂点」パーティの面々は疲れ切っているのが見て取れる。並んで歩いているパーティの面々も疲労を感じる歩きを隠せない。

…という訳で、公用ギルドに緊急任務を終えたと報告に向かったんだけど…

荒鷲の頂上の処理が終わり、エクスボクスの番になった……尚、荒鷲の雇っていただろう探索者パーティは既に処理を終わっており、出入り口付近で待機していた。

「エクスボクス」です。
「素材と魔石はこちらです」

全員分のギルドカードを提出してチェックを受けるルミさん。甲司が背負っていたショルダーバックを提出する。

「わかりました。お預かりします…」
「そういや緊急任務って2回目だけど…どうだった?」
「別に?」
「あんたには聞いとらんわ(苦笑)」

風華さんの返しにルミさんが突っ込んでいた…此処は黙っているべきなんだろうけど、笑うのを我慢しているのが凄く辛かったとだけ…ハァ(苦笑)

ってことで、…今日はこの辺で!

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