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https://kakuyomu.jp/works/16817330660621993631↓ 280 進化の系譜 その252
https://kakuyomu.jp/works/16817330660621993631/episodes/16818093080289129016※公開されてから読めるようになります。
現在、2024-07-04(木) 12:20です。
第280話です。予約時刻は2024-07-04(木)の20:00となっています。
…あれから5時間程が経過。
「膠着(こうちゃく)状態が始まってからどれくらい経過したっけ?」
〈凡そ3時間程かと…トドメを刺しに行きますか?〉
まぁ、フェニックスに戻ってからトドメを刺した方が楽っちゃ楽だけど、向こう側に幻獣や神獣キラー的な切り札を持ってるかも知れないので…と、戸惑う要因の1つなんだよね…
「…そろそろ弾薬が尽きる頃かな?」
〈補充弾薬の輸送部隊が先程出ました〉
「魔力補給カプセルも持たせてるかな?」
〈…無論です。抜かりありません〉
なら大丈夫か…と椅子の背もたれに寄り掛かる。
「…そういえばさっき、「トドメを刺しに」っていってたけど、それってどういう?」
〈御身の常態(フェニックスの姿)を敵軍の目前に現わして敵意を削ぎ、それでも歯向かってくるならば…現世から一時的に追い出(再生の炎で消し飛ば)せば宜しいかと…〉
「…それって、遠回しに火の鳥になって焼き殺せばいいっていってるよね?」
〈…そ、そうともいいますね?〉
目が泳いでるぞ手前ぇ…と思ったが、嘘偽りない本心が漏れ出ていた(苦笑)
取り敢えず、それは最終手段だよな…と思い直すトーコ。ツ・バレイの最強戦力なんだから軽々に出すことは止めておいた方がいい…というのもあるし?
…ってことで、今日はこの辺で!