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進化の系譜をアップ! 252

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↓ 279 進化の系譜 その251
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※公開されてから読めるようになります。

現在、2024-07-03(水) 15:53です。

第279話です。予約時刻は2024-07-03(水)の20:00となっています。

スパパパパ!…と、先程より多いスクリーンが展開される。

〈マスター…で宜しいですか?〉
「ん? あぁ、あたしの呼称?
〈はい〉
「ん~…あたしの呼び名は、従者ゴーレムたちは「主(あるじ)」とか「マスター」って呼ぶからちょっとややこしいんだよね」
〈では、別の呼び方の方がいいでしょうか?〉
「そうだね…」
「じゃあ、「トーコ」か「お姉ちゃん」で」
〈え…その二択、ですか?〉
「いやかい?」
〈いえ…では「お姉、ちゃん」で…〉

喋りながら引いて来た椅子に座りつつ、会話を楽しむトーコ。何となく恥じらう雰囲気を醸し出したルズ(サポート精霊)に内心ニヤけながら、だが(笑)←いじわるだな、おいw

〈味方側勢力の損耗率、11%と思われます〉
「ゴーレム以外は?」
〈人間、若しくは生ある存在…というのであれば、居ません。出陣している者は、各部署の長とその配下のみです〉
(その方がいいだろうね。雇っている人間の練度は全然だろうし…)
「侵略者たちの裏は取れたのかな?」
〈鑑定・解析の結果…睨んでいた通り、北国の「フロハイラン」の残存部隊の殆どが派遣されているようです〉
「え、殆ど?」
〈はい…その隙を突いて、「グラン=ド=グラスランド」の王都と国境付近の戦力がフロハイランの国境へと集結しているようです〉
「は? その情報、何処から?」
〈精霊ネットワークを介しての情報です。我ら精霊は余程喧嘩でもしてない限りは空・地中を通して相互に伝達してますので!〉
「じゃ、うちを攻めてるこいつらを戦闘不能にしてしまえば…」
〈はい。フロハイランは敗戦国として、色々できますね!〉

まさか、人間より素早く情報をやり取りできる方法があるとは知らなかった…成程。精霊ネットワークか。精霊が存在しない場所というのは人間が居住している所ならほぼ存在しない。人間が住めないような溶岩煮え滾る火山でも火属性系の精霊は存在するし、海の底にだって水属性系の精霊は存在する…流石に全く生物が生息できない虚無の地域では、精霊ですら存在できないそうだけど。

※魔力を呼吸して生存する魔法生物ですら生存できない、まさに虚無な地域があるそうだ…なんでそんな場所があるんだろうか?

…ってことで、今日はこの辺で!

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