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https://kakuyomu.jp/works/16817330660621993631↓ 268 進化の系譜 その240
https://kakuyomu.jp/works/16817330660621993631/episodes/16818093079044281633※公開されてから読めるようになります。
現在、2024-06-18(火) 15:26です。
第268話です。予約時刻は2024-06-18(火)の20:00となっています。
「ツ・バレイ女王「トーコ」陛下の棺に火を！」
あれからあーだこーだと内輪で大いに揉めてた従者ゴーレムたちだったけど、結局葬儀を止める決め手に欠ける案しか出ず…盛大…とはいっても高々数百名の人数しか集められないので規模は推して知るべきだが…な国葬が執り行われることとなった、みたい。
当のあたしは幽体離脱してるような、精神だけ身体から蹴りだされてるような状況で、念話も届かない…というか、進化中断状態でも幾つかのスキルは使えるみたいなんだけど、肝心の意思を伝えるのに便利そうなスキルはどれも使用できないっていうね…ﾑｩ。
「ファイヤ（火よ！）」
その声で下を見ると、棺の下に積んでいる薪に着火棒（テンダーロッド）を向けて着火した所だった。
ぼっ…ボボボボボボボ！
決して、某長髭パーマおじさんが叫んでいる訳じゃないぞ？…油でも仕込んでたのか、やたら火の回りがいいっていう…ううむ、このままだと防御力ゼロのあたしの身体がどうにかなっちゃうような…あれ？
（何か、進化を阻んでた毒？…が蒸発して消えたような…あ）
その瞬間、意識がまた消えたあたしは…
…ってことで、今日はこの辺で！