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https://kakuyomu.jp/works/16817330660621993631↓ 248 進化の系譜 その220
https://kakuyomu.jp/works/16817330660621993631/episodes/16818093077151896683※公開されてから読めるようになります。
現在、2024-05-21(火) 15:17です。
第248話です。予約日時は2024-05-21(火)の20:00となっています。
〈うがぁっ!?〉
〈なっ、なんダ、コレワッ!〉
〈コシャクナ…〉
追い縋る元グラスランドの民たちは声も変調して来ており…中には魔物の声色になっている者も居た…
〈穴ガアルヨウダ…避ケテ移動シロ!〉
こちらが劣勢だと判断して撤退を始めると、攻めてくる人を辞めた異形たち…だが策が功を成し、次々と穴に落ちていく! 味方には反応せず、敵だけが墜ちる落とし穴作戦が成功したのだ!
「うむ、空を飛べる敵は居ないようだな…此処で食い止めるぞ!」
「「「サー・イエッサー!」」」
足を止め、振り返るとすぐさまグレネードランチャーの発射準備に取り掛かる。
ジャキジャキッ!
〈ヤメロ! 元ハぐらすらんどノ住民ダッタンダゾ!?〉
〈オ前ラ、ソレデモ隣国ノ軍ナノカッ!〉
前はそうだったかも知れないが、今は本性を現し…化けの皮が剥がれた魔物にしか見えない。それに自国を護るのは当然の軍人にその問い掛けは意味があるのか?…多少知性を身に着けたなのかも知れないが…他国の民を護る義務が無い軍人に意味の無い問いとしか思えない…
「…やれ」
ぼひゅぼひゅっ…どばどばぁん!
〈〈〈ギャアアアッ!…〉〉〉
この程度でくたばってくれるなら儲けモノだなと思いつつ、私は叫び声が止まるまで容赦はするな…と追加指示を出したのだった…
…ってことで、今日はこの辺で!