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https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417↓ 138 アイテムボックスに拘って… その138
https://kakuyomu.jp/works/16817330661446232417/episodes/16818093077094523880現在、2024-05-20(月) 15:35です。
202-05-20(月)の21:00に第138話を予約投稿します。
ミナ(鎧戸まで降りてるね)
タナ(そりゃなぁ…貴重なガラス窓が破壊されたら色々困るだろうし…)
近所の…とはいっても10m以上離れてるのでそれくらいしかわからないが、視認しただけではそれ以上のことはわからない。少なくとも、壁に細かい傷ができていても見えないくらいには遠い。
ミナ(敵の姿は…居た)
タナ(あれは…雇われの冒険者崩れかな?)
尤も、口はタオルっぽい布を巻いただけだが隠されていて、目くらいしかわからない。頭も布を巻いただけだが隠されてるし、せいぜい体格くらいしか判別がつかない…
ミナ(一旦戻って情報を共有しよう)
タナ(わかった…って、ありゃあなんだ?)
キュラキュラキュラキュラ…キュ…
重量級のモノが移動し、道路を咬む音が響き渡る。見たことはないが、これは…
クィー…ンッ…
目前のそれは回転し、銃口みたいなモノをこちらへと向ける。銃口なんて生易しい大きさでないそれは…
どばぁんっ!
目の前がいきなり白くなり、そして暴力の塊を弾く、無論、障壁は音と光までは防げない。
がきぃんっ!
ミナ(うっ…耳キーン…)
タナ(くっ…兄ちゃんに伝えに…)
ミナが両耳を抑え、両目を瞑ってしゃがみ込む。タナは全身の力を込めて立ち上がろうとするが…タナが抱き抱えられ、その顔面に幸せの柔らかさで包まれる…が、見上げた先のルミが般若のような形相だった為、タナのいちもつは、ひゅんっ!…と縮こまるのだった…合掌
※天国と地獄…所謂「天獄」を体験してしまったタナくんであった(苦笑)
ってことで、…今日はこの辺で!