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「明けない夜はない」第一章、第二章を書いて

 カクヨムに近況ノートなる機能を見つけたので、使ってみる。
 初めて小説を書いた。
 つまり、先日公開された「明けない夜はない」は私の処女作ということになる。なんとしてでも完成させなければならない。この作品が駄作だろうが傑作だろうが、まずは完成させる。あれこれと悩むのは完成させてからにすると、心に決めて第三章に取り組んでいる。
 やってみて分かったことだが、小説を書くというのはとても骨が折れる作業で、本当に書きたいことが自分の内にないとすぐに挫折してしまう。脳内には無限のアイデアが詰まっている。それを文章にしてみる。「偉大な天才作家の偉大な第一歩だ」という過信に背中を押されて書いてみる。すると、なんとも不格好でグロテスクな文章が出力される。先ほどまで満ち満ちていた自信は消え失せている。何かが違うのだ。当然納得いかないので書き直すのだが、いつまでもその一文にこだわっているわけにはいかない。なぜなら物語を書かなければならないからだ。止まって考えてしまってはだめだ。書きながら考えるのだ。そう自分に言い聞かせている。
 まだまだ道のりは長いが、完成させるという意志は揺るがない。私はこの作品を他ならぬ私のために書いている。だから私は私の期待を裏切らぬよう引き続き制作を進めていく。

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