「書きたいのに書けない人のための文章教室」清水良典著
特に、多くの情報に晒される現代人は、ある考えが浮かんだとしても、その考えが自分のモノなのか他人に影響された受け売りに過ぎないのか区別すら付かない。つまり、他者と自分の境界が不明瞭である。
という論のあと、
『書くことによって、一個の考えを持った「自分」がはじめて生まれる。』
ときて、
何かメッチャ格好ええ〜〜。ってなりました。(中二?)
面白い文章と面白くない文章の実例を挙げて解説してくれている良著だと思うのですが、やりがち(誰でも書くよな一般論を書くとか…)、考えがち(他人と比較して凹むとか…)の指摘がズボズボと突き刺さって遺体……痛い。
早い人だとたぶん三十分くらいで読めます。
(ココ見る人は書けてる人ばかりだから必要ないですけどね……)