私は、ちゃんとしたストーリーの書き方を学んだことがないんじゃないかと思いました
いえ、正確に言うと、学ぼうとしたことはあるのです
キャラクターの作り方、小説の書き方、ライトノベルの書き方、色んな本を読みました
しかし、その本を読んだ当時、一度も作品を完成させたことがなかったので、確かに本は読んだけれども、それを実地で活かすということが全くできていませんでした
そもそも自分がどんな話を書きたいのかわからず、実際に物語を書いたことがない状態の当時の私では、知識と実技がうまく結びつけられなかったのです
例えば、一度も跳び箱を跳んだことがないのに、跳び箱の飛び方だけ机上で勉強したようなもので……
『起承転結』という言葉と漢字と書き順は覚えられたけれども、起承転結のストーリーが書けるようにはならなかったのです……
(※もちろん私が読ませていただいた本が悪いわけではありません。私の当時の読解力もろもろが著しく低かっただけです)
しかし、今の私は、まがりなりにも……、9ヶ月くらい、小説を書くことに自分なりに向き合ってきました
今読めば、改めて真剣に学び直せば、何かが変わるかもしれないとそう思いました
私は、決して才能がある方ではありません
絵でも音楽でも、いつも、芸術的なことをやるたびにもらった評価は『平凡』でした
可もなく不可もなく、面白みもないとよく言われていました
実際そうだと思います
見本を真似て作ることはそこそこできたのですが、ゼロから自分オリジナルのものを作るということに、私はあまり向いていません
だから今、自分が小説を書いているということがまだあんまり信じられないです
オリジナリティが求められる芸術の極みみたいな分野に、我ながらよく踏み込もうと思えたなというか……勢いで投稿を始めてみて、楽しい時間をたくさん得られました
思い切ってやってみてよかったです
私は、今年小説を書き始めたばかりの素人です
だからこそ、努力で埋められる部分があることは、嬉しいです
学生時代、勉強が好きでした
できなかったことができるようになっていく過程は、ゲームのレベリングのようで楽しかったです
今は、学生時代ほどの記憶力はありませんが、代わりに学生時代よりも圧倒的に安定した精神があります(……たぶん)
だから改めて、初歩のものから、シナリオに関する本を読んで、ちょっとずつ勉強してみます
それで、自分なりに考えたことを個人的にノートにまとめていこうと思います
手書きで文字を書くと、頭に入るので
勉強する→実際にシナリオを書く→勉強する→実際にシナリオを書く→のループを繰り返して、ちょっとずつ実力を向上させていきたいです
よーし、楽しく勉強がんばります
ちょっとずつ、一歩ずつ