昨日、カク友さんとお話していて、とても大きな気づきをしまして
……キャラクターって、感情移入しながら作って良かったんですね!?
たぶん(こいつは何を言ってるんだ)って思われると思うので、伝わるかどうか分かりませんが可能な限り言葉を尽くして書きますね
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まず、私、小説の書き方について完全に我流でやっておりました
『自分とは全く違う人間や世界を0から構築して、その上でその人間や世界に関する考察を深めて小説を書く』ということを行っておりました
ストーリーを考えていくと、その舞台や題材に応じた舞台やキャラクターが脳内に自動生成されるのです
そのキャラクターと対話してその人の人となりや価値観を知らないと、創作ができなかったのです
「はじめまして」から挨拶を交わして、少しずつ対話の果てにようやくその人の感性が見えてくる……というような……新しい作品を書こうとするたびに、新しい人間関係を構築し直さなければならないような煩雑さと大変さがありました
脳内に自動生成されるキャラクターたちは、私とは全く他人なので、対話を重ねても分かり合えずに感情移入できないことが多くて困っていました
そのキャラがどう動くかという結果はわかっても、何故そうしたのか(動機)が理解できていない状態であることが多くあったというか……
だから、執筆が止まったりしておりました
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そしてそれがスタンダードなのだと、みんなそうしているのだと思い込んでいたのです
しかし……カク友さんたちから話を聴いてみると……『自分の要素や考え方を含んだキャラクター』であるという方の方が圧倒的に多くて、びっくりしました
私、小説の作り方を根本から勘違いしていたかもしれません
自分のことが本当に嫌いだったので、自分の要素を入れたら読者の方々に拒絶されると思っていたのです
『自分の要素を全く入れないようにしないといけない』『独自の世界や独自の思考回路を持ったキャラクターをその都度作らなければならない』『そうしなければ小説として面白いものにはならない』という思い込みがすごくありました
……唯一の例外は、シアハニー・ランデヴです、私の人格や性格、思考の癖が多く反映されています(特に、主人公のデュランは、私とほぼ同じ思考回路を持っています)
しかし、蓋を開けてみると、シアハニー・ランデヴには、感情移入した、泣いたというご感想を多くいただけました
私の要素を入れたキャラクターって、作っても良かったんですね……もしかして、むしろ、そうした方が、より良い作品になる……?
……い、今まで私がやってきたことってなんだったんだ……!?
すみません、勘違いと思い込みと認知の歪みにより、どうやら私は今まで謎の縛りプレイをしながら小説を書いていたらしい……という事が発覚して、今もまだちょっと混乱状態です
ええ……!?
みんなこうじゃなかったんですか……!? 本当に!?
みなさま、よかったら、ご迷惑でなかったら、どんなふうにキャラクターを作っておられるのか、教えていただけませんか!? お手数ですが、よろしくお願いします……!