昨年の九月の誕生日をきっかけに、唐突に思い立って小説を書き始めた。
小学生の頃は多少の読書量があったと思うけど、中学生になってからは年に十冊読めばいい方で、BL作品に至っては近年流行った某美しい〜でBL小説デビューをしたレベル ( 面白かった!)
BLが好きで書き始めたくせに、よくよく考えてみると殆どBL作品を読んだことがなかった。
もちろん全く読んだことが無いわけじゃなくて、とてとて有名な作家さんの作品は読んだことがある。
同級生とか、窮鼠は〜とか、よしながふみさんの作品も好きで持っている。
あと声優さんが好きなので、BLCDは聴いていた時期がある。
アニメと違ってモノローグがたくさんあって、いい声で語られるドラマを聴くのがとても好きだったけど、いざそういうシーンが始まると「ヒェッ」っとなって、一時停止をしまくって、全然話が終わらなかった。
最近は色々と実写化が流行っていて、幾つか見たけど、やっぱり一時停止は不可避だった。
( 例の桃のシーンが有名なあれも、びっくりして立ち上がってテレビの前から走って逃げた)
BLが好きなくせに音声や映像は妙に照れちゃう。
多分こんな私には小説や漫画が最適なんだろうと今になってようやく気がついた。
ただ家庭のあるいい年なので、今はBLに注ぎ込める自由なお金は無いし、置いておける環境もない。
夜な夜なショート動画で『今月オススメのBL!!!』などとテンション高く紹介してくれるアレを見て、全部読んでみたくなっちゃいながら、強く憧れを膨らませている。
正直知らない用語もたくさんあるし、オメガバースをぼんやりと理解したところなのにケーキバースという言葉も出てきて「うおおわあああああ!!!」となっていたりもする。
でも頑張ってついて行きたい。
だってBLが好きだから。
BLにお金を使えるようになる日まで、頑張ってカクヨムして、色んな人のBLを読みたいです。