『カラフル』更新いたしました。
別の場所で『演じる』という言葉から連想する妄想文という企画に参加しています。
https://estar.jp/novels/26028588そちらは8000字の作品とあって、カクヨムに投稿したものよりも読みやすいかもしれません。ご興味のある方はぜひよろしくお願いいたします。
こういった事を記すのも作者としてはどうなんだろうとは思いますが、良い機会なので一度書いておきたいことがあります。
私の作品には時々、障害の話や病気の話が出てきます。
それらの題材は、文学において重要なテーマであることは言うまでもありません。
しかし私は当事者として、そして身内として、それらの問題に大きな無念を抱えることが度々あります。
その無念を昇華させたいがために、創作の中に直接的なテーマとして、または間接的に描写して、己の傷を癒しているような気がします。
小説内で障害や病気を書いたとしても、それらは当事者の方々を馬鹿にする意図は一切ございません。
すべての人が生きやすい世界になることを切に願います。
そして、その過渡期である現代において、マイノリティの苦しみに寄り添う力を『物語』が持っていると信じています。