折れた木刀、迫る黒紋兵、そして絶体絶命の三人。
その前に現れたのは――白銀の巫女ルミア。
彼女の導きのまま辿り着いた庵で、
リュオムは“蒼い波動を宿す刀《青海》”を授かります。
青海は、迷いを抱く者には絶対に抜けない刀。
しかし、今の彼は迷いの先に“覚悟”を掴み取った。
蒼い光が刃に宿る瞬間、
黒紋兵を圧倒する新たな“剣士”としての道が開かれます。
そして物語の裏側では、
王国宰相ハルエルの影がついに名前として登場。
リュオムの運命との繋がりが、ここから大きく動き始めます。
剣の継承、覚醒の章。
ぜひお楽しみください!