• 現代ドラマ

『おとうと』あとがき、の、ようなもの

漸くというか何というか、とにかく「こぶし探偵ともちん おとうと」が無事に終わりました。

前エピソード「匿う男」から大分経ってしまったのがまず反省点。この間に別の話を構想していましたが、どうしても上手く行かずに流してしまったので、その時の経験等も含めて今回は手書きの下書きをせずに直にウェブ上で書き始めるという、新たなスタイルで上梓しました。勿論、事前にプロットは立てましたが、書いている内にいくつかのマイナーチェンジをしました。

今回は、前2作で登場した石橋刑事と松木刑事が登場しない代わりに、新キャラクターの西条誠が登場しました。このキャラは、大分前に書いて某新人賞に応募した小説に出した事がありまして、今作でのアクセントを産む存在として登場させました。
恐らく西条が居なかったら、物語としての起伏が生まれなかったのではないかと思います。叶との対比になる人物として活躍しましたが、自分としては充分主役を張れるキャラだと自負しております。
今後、新たな叶の話は勿論、西条の活躍の場も作れたら良いと考えています。では今回はこの辺で。

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