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エルピラ・サイクル(物語群)、新作短編をUP! 今度は皇帝を決める帝国選挙☆

 先日、意外と御好評いただいております「エルピラ・サイクル(物語群)」に属する、同じ世界観で描かれた短編を一つ、また新たにUPいたしました。
 今回はゲルマンよりのファンタジー。でも、中世的ではなく近世的な雰囲気。

・『Die Kaiserwahl ~皇帝選挙~』
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054916848190

 ドイツ語で「ディー・カイザヴァーイ」と読みます。

 神聖ローマ帝国(※中・近世に存在した現在のドイツ~イタリア周辺にまたがる小国家・都市の集合体。古代ローマ帝国とは違うので注意)の皇帝(厳密にはローマ王)を選出する、選帝侯達による〝帝国選挙〟のことです。

 そのパロディである神聖イスカンドリア帝国の皇帝位を争う帝国選挙の一幕を描く短編となっております。
 パロディなので、史実の帝国選挙や選帝侯、皇帝と教皇の関係、宗教改革などなどについてもなんとなくわかります。

 ちなみにこの神聖イスカンドリア帝国、こちらの拙著長編ファンタジー……

・『El Pirata Del Grimorio ~魔導書の海賊~』
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054889619569

 に出てくる大帝国でして、その神聖イスカンドリア皇帝にしてエルドラニア国王のカロルスマグヌス五世(王名はカルロマグノ一世)が今回の主人公となっております(※実在の神聖ローマ皇帝兼スペイン王カール五世がモデル)。
 少し時間を遡った時代のスピンオフ的短編ですね。

 さらに世界観を同じくする関連作品群はこちら……

〇『エルピラ・サイクル(物語群目録)』
 https://kakuyomu.jp/works/1177354054895101906

〈あらすじ〉
 先帝マグスミレニアス一世の死去にともない、孫の若きエルドラニア王カルロマグノ一世に次の神聖イスカンドリア帝国皇帝の白羽の矢が立つ。
 しかし、彼の勢力拡大を快く思わない宗教界最大の権威・預言皇は対抗馬にエルドラニアの宿敵、フランクル王国の王フランクルーゼ一世を当ててくる。
 選挙権を持つ七人の選王侯の内半分が敵方に回る中、カルロマグノ陣営は魔導書の悪魔の力を使って魔術戦をしかける……。

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