どうも、皆様方。
タイトルの通り自主企画をはじめてみました。
読者の負担が低いよう2話で斬れという何とも作者泣かせな企画でございます。
2話斬り企画【初心者向け】
[
https://kakuyomu.jp/user_events/1177354054888498381 ]
こちらは企画の質問場という立ち位置ですのでよろしくお願い致します。
――― 以下、企画内容 ―――
皆様はWeb小説の1ページ目でブラウザバックしたことが多々あるかと思うのですが、買ってきた小説を数頁だけ読んで「これはもういいや」となって売りに出されたことはありますか?
Web作家と商業作家ではそこが違うのではないか、と私は思っておりまして。
皆様で冒頭数頁を面白く読ませる文章を試行錯誤していきませんか? という企画となっております。
――― 企画レギュレーション ―――
・本企画参加作品を2エピソード読んで頂きます。(最低1作品)
・読み終わりましたら「応援コメント」にて「一言感想」をお願い致します。一言感想に関しましては以下の四つから選んで書き込んで下さい。
・「おもしろかった」「おもしろくなりそうだった」「私の琴線には触れなかった」「いまいちよくわからなかった」の4つの中から自身の気持ちに相応しい一言を選んで書き込んで下さい。
・また、他の応援コメントと区別するため、【2話斬り企画】と応援コメントに添えて頂けますようお願い致します。
・なお、2エピソード以上読んでから感想を書く、という事は禁止致します。感想を書き込んだ後に続きが読みたい物はお読み下さい。
――― 感想の指標としましては以下の感じ ――――
・2話読んで面白かった!満足!という物には「おもしろかった」と。
・2話読んで見て不満はあるけど面白くなりそう、これなら次読んで見たいな、等のものには「おもしろくなりそうだった」と。
・2話読んで、私は面白く感じないな。みんな面白いって書いてるけど私としてはなんか違う。きらい。おもしろくない、等々は「私の琴線には触れなかった」と。
・2話読んで、何が書きたいの? 書きたい物はわかるけどわかりづらい。これどうしたいんだろう? というものには「いまいちよくわからなかった」と。
――― ―――
以上が企画の概要となります。
質問は近況ノートを作りますのでそちらでお願い致します。
――――――
さて、作者様方としてはこのコメントもらってどうしろと? とお思いになる方もおられるかと思いますので軽く解説も書いておきます。
・「おもしろかった」というコメントを頂けた方々は冒頭部にて最高火力を出せる方々ということです。
なので長編を書くと中だるみしているかのように見えてしまうことでしょう。ですので、冒頭部のような書き方のエピソードをひたすら積んでいき、どこを読んでも最大火力!という小説をしあげる方法が一つ。
冒頭部のみで面白かった評価を頂ける方はエピソード単位での文章構成力がしっかりしている方なので1エピソードで起承転まで書き、次エピソードで結起承転を書き、というぐあいに頁を増やしていくという書き方も一考に値するでしょう。
・「おもしろくなりそうだった」とコメントを頂けている方々は冒頭部が最高に上手な方々です。冒頭部に問題はありませんのでそこ以外を上手にするスキルアップが必要になるでしょう。
冒頭部だけ読まれて撤退されている場合は冒頭とその次エピソードの温度差についていけていないか、迷走しているか、ふわふわしすぎてしまっているかです。
例としましてはラスボス直前のシーンを冒頭部に持ってきてその次に世界観設定を滔々と語り出すなど、温度差が激しいとつらいものです。ラスボス直前が冒頭であれば、読者の着地可能点ははじまりの村のエピソードとかです。4000年の歴史語りとかではありません。
またふわふわしているというのは冒頭部と矛盾がおきすぎていて読者が繋がりを想像できない状態です。作者と読者の情報量の乖離ですのでもう少し優しく丁寧に情報を読者に渡して下さい。
また、徐々に読者が減っていくという方は迷走していますので物語の核をちゃんと決めましょう。この作品で何を伝いたいのか。大事です。
・「私の琴線には触れなかった」というコメントを頂いた方、そのコメントをした方は貴方の作品の想定読者ではございません。どうすれば想定読者にできただろうかと思案するのは良いですが、別の作品で読者になって頂いた方が良好かと思われます。
もしくは貴方の作品はカテゴリエラーをしている可能性もあります。つまり、貴方の想定した読者に届いていません。発表の場を見直してもよろしいかもしれません。カクヨム以外の場で同時掲載とか。
また、冒頭部が超絶つまらない可能性もございますが、その場合は冒頭部を書き換えて昔の冒頭部を起承転結の起の最後あたりに配置すると意外とすんなり受け入れられたり致します。
章単位、本単位での構成力が足りていない可能性がございますので、全体の概略、シーンプロット、章プロット、本編プロットなどマクロミクロに複数の視点のプロットを用意し自身の作品の構成を確認すると良いかもしれません。
・「いまいちよくわからなかった」というコメントを頂いた方は可能性として1文内で矛盾しているか、1エピソード内に幾つものエピソードを詰め込んでいて、とっちらかっているか、固有名詞、横文字、漢字、のどれかを乱発していて理解できないかであると思われます。
1エピソード内での構成力に不足があると思われますので改善策としましては「このエピソードで伝える項目はこれ一つだけ」という思い切りの良さをだすと良かろうかと思います。また、冒頭部ですので読者が理解可能な丁寧な文章、短い1文を積んでいくスタイルがよろしいかと思われます。
もしくは想定読者がふわっとしていて、誰に何を伝えたいのかが伝わっていない可能性がございます。今一度、「誰」に「何」を伝えたい作品で、冒頭では「何」を伝えたいのか明確になるよう確認することをお勧め致します。
何言ってるか全くわからんが面白いぞって冒頭を書く試行錯誤中なのであれば、提案としましてはアクションシーンを冒頭にもってくるのをおすすめ致します。なにをしているのか具体的にはわからんが白熱したバトルをしているのはわかるから熱い!、など大枠何をしているのか判れば具体的に何をしているのかわからなくとも読者は一応の納得はして下さいます。
たぶん、読み進めればこの冒頭もっと面白く読めるんだろうなという期待感を煽る書き方ですね。ずいぶん難しいテクニックですが。
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長々と書きましたが本企画が皆様のスキルアップに役立つことを期待しております。
数多くの参加者がいてくれることを願います。
それでは、皆様、ごきげんよう。