時空間の旅路
https://kakuyomu.jp/works/1177354054885373491
少女と皇女、対になる二人を軸に、止まってしまった時を取り戻す物語……でしょうか。
設定やストーリーはよく練られていると思います。キャラの役割も設定に合わせて配置されていて、丁寧な物語作りを感じました。
名前のないサブキャラたちも生き生きしていて、親切だったり無骨だったりと、国の雰囲気が伝わってきました。皇女が愛されてる様子も、読んでいて微笑ましかったです。
改めて20話くらいを、時間をかけて読ませていただきました。
その上で、文章そのものと情報の提示加減にやはり、読みにくい印象を拭えませんでした。描写はとても綺麗だと思うのですが。
視点ブレ、長い文になると読みにくくなる文の組み立て、地の文で一気に世界観や状況を説明しようとしていること、など、が要因かなと。
多分、全部を文で説明しようと、書きすぎているのだと思いました。
加えて、—(ダッシュ)が半角で重ねられていたり、…(三点リーダー)が単数で使われていたりという細かなところも、少し気になってしまいます。
細かな部分を指摘してしまって申し訳ない気持ちですが、重厚な文章を目指すにであれば、読み易さはとても大切だと、私は思うのです。
ご考慮いただければ幸いです(^^