銀の一葉、金の梢
https://kakuyomu.jp/works/1177354054887523524悲劇の運命に閉ざされた双子と、それを見届ける神樹の、やり直しを繰り返す物語。
叙情的で主観的な筆致にはちょっと癖があるので読み手を選びますが、好きな人にはもう劇薬でしょうコレ。
涙腺弱い私なんてもう、大号泣です。
泣きすぎて目が痛い。
世界線と時間軸が少し複雑で、その上双子が絡むものだから、一読で飲み込むのは難しいかも。
最後の方に答え合わせはありますが、私もちゃんと理解できてるかはアヤシイです。
情感あふれる文章の美しさも好きなのですが、この作者様の「解っているのに悲劇に落ちる」部分の描き方、持っていき方が、なんていうかつらすぎる。
あえて「そういう風に書く」っていうのが、もうアレです。
不器用さん書かせたらピカイチですよね。
筆致が好みに合うようでしたら是非是非よんでみてくださいー!