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俳句に挑戦

第一回俳句、短歌のコンテストが開催されましたね。

どちらも未経験ですが、TVなどで俳句に興味を持ちいつかやってみたいと思っていた矢先のことだったので、コンテスト(←これも初めて)に参加することにしました。
一句ずつの作品と二十句連作の両方を投稿しようという、かなり無謀な試みをしています。
もう公言したからには後に引けない!

一番苦戦したのは古語でした。
かつて授業で習いましたが、当時はあんなに勉強したのに今はほとんど覚えておらず。
教科書などはもう手元にないので、どうにかネットを駆使して検索しまくる毎日。
正格活用、変格活用、詠嘆の使い分け、etc…どの単語につけるべきか訳がわからなくなってくるのです。正解がわからず手探りのため、ポジティブに気が滅入りました。

句自体考えるのはとても楽しいのですよ。季節の中にある生活を意識すると、イメージはどんどん湧き出てきますから。
現在、ほぼ形にはなってきたので古語は気張りすぎず現代語での表記をメインに、伝えたいことが破綻しないよう配慮しながら修正作業を続けています。

作品としてはまだ未完成ですが、投稿予定の中から一句を紹介します。
もし、誤りがありましたら教えてくださいね。

『肉まんや 割つて白ゐ 息二つ』


冬の句になるので今は季節外れですが、こんな感じの句やちょっとコミカルな句も作ってみました。
修正が終わり次第投稿しますので、どうぞよろしくお願い致します。

もうすでに多くの方が参加されていますし、これから参加される方もたくさんいらっしゃることと思います。どんな作品であれ、『カク』というのは本当に大変な作業ですね。だからこそ自分の作品も相手の作品も大切。
コンテストに限らず、執筆中の皆様共に頑張りましょうね!

4件のコメント

  • おお、二つに割った肉まんから立ち上る湯気や、一つの肉まんを分け合ったあとの吐息などが目に浮かびますね。
    短い文章から垣間見える物語性が、とても素晴らしいと思います。

    企画の趣旨を見るに、おそらくガチ目の俳人を発掘するよりも、素人だからこそ垣間見える個性のようなものを求めているような印象ですね。とても良い路線だと思います。
    私はヨム側にまわりますので、投稿されるのを楽しみにしておりますね。
  • 幸崎様

    読んでいただきありがとうございます。
    はい、まさしくそんなイメージで書いてみました!伝わってホッとしています。
    読み取って頂きとても嬉しいです。

    企画趣旨、そんな感じですよね。基本の型などそれなりに勉強しながら臨んではいますが、内容はわりと自由な発想が求められているような気がしますね。ややマニアックな路線も交えつつ作ってみましたが、果たして伝わる形にまで精度を上げられているか…小説投稿前の緊張と同じ感覚です。
    コンテストというと他の方の作品を嫌でも意識してしまいますが、周りを見過ぎず自分なりに「好きなことを楽しんで」をモットーに仕上げを頑張ります。

    大変励みになりました!!ありがとうございました。
  • 初めまして!
    俳句は、現代俳句にするか文語調(古典風)にするかを決めてから、作句すると良いですよ。
    やって駄目なのは、中途半端に両方を混ぜること。

    ちなみに、御句の場合は現代俳句だと思いますので、中七の「白ゐ」は「白い」がいいと思います。
    文語調であれば、古典の活用形に合わせて「白き」でしょうか。
    どうぞ楽しんでくださいませ!
  • 篠川翠様

    初めまして。
    作句から言葉の遣い方まで教えて頂き、ありがとうございます。
    確かに現代俳句になりますね、その場合は無理に文語調にしなくて良いのですね。
    大きな勘違いをしたままコンテストの終了を迎えるところでした…他の句ももう一度見直して直してみたいと思います。
    コメントをありがとうございました。
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