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『ルックバック』を読んだ & 修正について

2021年8月2日追記:
修正箇所を読みました。
こんなこと(クレームを受けての修正)がまかり通るなんて、
異常なことだとしか思えません。
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以下、2021年7月19日記載の本文。

大事なことだけ書きます。

『ルックバック』(藤本タツキ)を読んで!

以上。

以下、蛇足です。

昨日の夜中、知り合いからショートメッセージが届きました。ツイッターの記事が貼り付けられていて、そこに、<『チェンソーマン』藤本タツキ最新作、読切143P、ジャンプ+で配信開始>、とありました。

たぶん超有名作なので説明は不要かもしれませんけど、『チェンソーマン』はジャンプに連載されていた(先日第一部完結)漫画です。アニメ化も決定しました。どうやら、その作者である藤本タツキさんの最新作が読み切りで、期間限定無料で公開されていて、それを読め、ということみたい。

私も『チェンソーマン』は好きですけど、次の日仕事だし、ここんとこ忙しくて疲れてるし、また今度でいいや、と、昨日はそのまま寝たのでした。

で、今朝、通勤中にふと思い出して、スマホで読み始めました。

いやほんと、やめてほしい。ちゃんと教えておいてよね。コロナで人は少なくなっているとはいえ、通勤ラッシュ時の駅のホームで、私は、ぼろぼろと涙を流すことになってしまいました。

まったく。

素晴らしいです。素晴らしい才能です。そしてこれは、何かを創っている人が、触れるべき才能です。確かこのカクヨムって、小説を書く人がたくさんいるサイトでしたよね、何かを創っている人がたくさんいるサイトなんですよね。

ちょうど今から2年前、ある事件が起きました。2019年7月18日です。当日、私はそのことを近況ノートに書きました。『最低最悪の気分です。』というタイトルです。『ルックバック』にはこの事件をモチーフにした出来事が出てきます。

詳細は書きませんけど、作中、主人公がその出来事を知る場面が出てきます。愕然としてスマホを取り落とすコマが出てきます。たぶん、あの日、たくさんのクリエーターたちが、同じように、手から何かを取り落とし、同じように、愕然と立ち尽くしたことだろうと思います。

『ルックバック』はあの出来事だけを描いた作品ではありません。非常に重要な核となっていることは間違いありませんけど、それ以外に、モノを創るということ、そこで、その場所で関わった人との関係性、その大切さ、才能とは、と、ある種普遍的なテーマをとても深く、鋭く、注意深く描いています。

作品は、ジャンプの公式アプリで、期間限定で無料で公開されています。検索するとすぐ出てきますからリンクを貼る必要はないでしょう。カクヨムの規約にもひっかかりそうですし。無料期間がいつまでなのか、確認できなかったのですけど、とにかく読んでほしいです。

ここは、モノを創る人たちが集まっているサイトなんですよね?

6件のコメント

  • 読みました!
    確かに書き手を自称する人に読んで欲しい作品でした。
    物を作る、創る、造る、書く、描く、というのはまさにこういうことなんだ、というのが胸に迫ってきますね。
  • 関川さま

    お久しぶりです〜。早速ありがとうございます!

    ほんとに、胸に迫ってきましたね。胸が苦しかったです。

    これからもお互いしぶとく書いていきましょう!
  • まずこのページの読み切りをだせるあたりにプラスの自由さを感じました。
    一方で藤本タツキの持つ「FEEL YOUNG」に載っていても違和感無い部分がどんと前に出ていたのも驚きで。

    コメント欄にスクエアに掲載された短編「妹の姉」との相似性のことも出てたのでKindleでそっちも下ろしてしまいましたわ…
    短編集を出して欲しいです。ぜひ。
  • 私も読みました。反響がすごかったので。創作に関わる人は何かしら刺さるシーンがあるでしょうね。考察している人のコメントとか読むと更に深く理解出来て、本当にすごい作品でした。
    時代を代表する作家さんはやはりキラキラと輝いていますね。まぶしいほどに。
  • 江戸川ばた散歩さま

    こんばんは。

    >「FEEL YOUNG」に載っていても違和感無い部分
    私も似たようなことは思っていました。未だにこの人が男性だというのが(ですよね?)ちょっと信じられないです。この人の描く絵からは、多くの男性の描く絵に存在している「何か」が感じられなくて。

    『妹の姉』、読みました。むっちゃいいですね。ほんと、短編集出してほしいです。
  • にゃべ♪ さま

    こんばんは。

    反響、すごいんですね。そっか、そりゃそうですよね。なんか、私が改めて言うことでもなかった気が……。

    ルックバックに込められた複数の意味とか、いろいろと読み解いていける、奥の深い作品だと思います。刺さりました。
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